ドライブ紀行・北海道
■北海道稚内から、海岸線を反時計周りに、西海岸、小樽、函館、支笏湖、日高、帯広、釧路、知床、網走、稚内と回るドライブコース。

<目次> (1)宗谷岬 (2)稚内駅 (3)稚内港 (4)野寒布岬 (5)サロベツから天塩 (6)天塩から初山別 (7)初山別から小平町へ (8)小平町から増毛町 (9)歩古丹付近 (10)雄冬岬 (11)小樽 (12)小樽から小平へ (13)古平から神恵内へ (14)岩内から江差へ (15)江差 (16)江差から上ノ国へ (17)松前町 (18)白神岬 (19)福島町 (20)知内から木古内、上磯町へ (21)函館 (22)函館2 (23)函館3 (24)函館から戸井へ (25)戸井から恵山 (26)森町へ (27)長万部町へ (28)洞爺湖町へ (29)伊達市から苫小牧へ (30)苫小牧から支笏湖へ (31)休暇村支笏湖 (32)丸駒温泉 (33)夕張から日高へ (34)鹿追町の菅野温泉へ (35)菅野温泉 (36)鹿の湯から然別湖へ (37)富良野へ (38)富良野2 (39)富良野3。麓郷の1 (40)富良野4。麓郷の2 (41)帯広から襟裳岬 (42)釧路へ (43)阿寒湖から摩周湖へ/a> (44)屈斜路湖と硫黄山 (45)弟子屈から標津、そして羅臼、知床へ (46)ウトロから網走へ (47)網走 (48)佐呂間から、猿払、そして再び稚内 (49)稚内からちょっと旭川 (50)札幌1 (51)札幌2 (52)最後に北海道あちこち1 (53)北海道あちこち2
■北海道紀行(1)宗谷岬。

宗谷岬 宗谷岬 宗谷岬
■宗谷岬の日本最北端の碑、岬を見下ろす高台から岬の突端。樺太が見えます。3枚目は岬付近の地図です。 


■北海道紀行(2)稚内駅。
稚内 稚内 稚内
■稚内駅と線路、すぐ後ろには車止めのある最果ての駅です。それから駅前のビルにあるロシア語表記案内板。


■北海道紀行(3)稚内港。

稚内港北防波堤ドーム 稚内港 利尻礼文航路
■稚内港北防波堤ドームと、稚内港、利尻礼文航路時刻表です。


■北海道紀行(4)野寒布岬。
<pho1+pho2は野寒布岬>
野寒布岬 野寒布岬 野寒布岬
■稚内野寒布岬から西海岸を南下。稚内で給油。念願の稚内公園には寄らず、野寒布岬。ここから道道254号、又留内から道道106号に入って、西海岸をひたすら南下します。 


■北海道紀行(5)サロベツから天塩。

道道106号 道道972号 国道40号
■サロベツから天塩へ。
<pho1>は道のわきにあった交通安全の無事カエル。道道106号を南下して道道972号との分岐地点<pho2>。道道972号はそれほどの距離を走らずに国道40号幌延に向う。  ここには風力発電の風車が並んでいる地点<pho2>。 


■北海道紀行(6)天塩から初山別。

道の駅富士見 しょさんべつ天文台 みさき台公園
■天塩から初山別へ。
天塩市街地を抜けて、遠別。ここには道の駅富士見<pho1>がある。富士が利尻富士であることは分かるがちょっと違和感がある。それから初山別村に入って岬に、しょさんべつ天文台<pho2>、岬の湯、コテージ・キャンプ場もあるみさき台公園<pho3>がある。この天文台はドラマ「白線流し」の舞台になった。村の公式ホームページhttp://www.hokkai.or.jp/shosanbe/にそのロケ地地図他、その際の情報が詳しく載っている。国道232号をさらに南下すると羽幌の町へ。 


■北海道紀行(7)初山別から小平町へ。

道の駅おびら鰊番屋 道の駅おびら鰊番屋 道の駅おびら鰊番屋
■初山別から羽幌、苫前を抜け小平町へ。  初山別から天売国道232号を南下、羽幌町へ。ここからは天売、焼尻島への船が就航している。道の駅ほっと・はぼろがある。それから苫前町を過ぎると、間もなく小平町に入る。ここには道の駅おびら鰊番屋がある<pho1そのメインの建物>。隣接する町の郷土資料館には、かつての生活資料などが展示されている。<pho2は外観、pho3は館内。ちなみに見学は無料>。敷地内にある旧花田家番屋は「北海道遺産」に選定されている。そういえば大学の先輩に花田豊という先輩がいたな。ここの人かしら。 


■北海道紀行(8)小平町から増毛町。

増毛駅 増毛本間家 増毛かいこうの塩ラーメン
■小平町から留萌を抜け増毛町へ。
小平町の道の駅おびら鰊番屋から出る際、北から来た車間近のため、急発進をしたところパンク。道の駅すぐの道路脇で予備タイヤに交換。留萌のタイヤセンターで新品に交換。しばらく線路沿いに走って増毛の市街地へ。ここは留萌本線の終着駅。列車止めは恐ろしく簡素。町内には、元陣屋、本間家、地酒国稀という造り酒屋などがある。その他、オートキャンプ場、海水浴場、暑寒別岳スキー場、りんご園などもある。かいこうという食堂で塩ラーメンを食う。これは美味しかった。<pho1は増毛駅、pho2は本間家、pho3はかいこうの塩ラーメン>。 


■北海道紀行(9)歩古丹付近。

歩古丹橋 歩古丹 国道231号
■増毛町から南に走り、歩古丹付近。
増毛市街地から国道231号を南下。大別苅トンネルとそれに続くもうひとつの隧道を抜けると歩古丹。歩古丹は鮑村という意味らしい。ここからは眺望がいい。それからもいくつかのトンネルをすぎて、浜益村雄冬に入る。<pho1は歩古丹橋、pho2は歩古丹からの日本海、pho3は国道231号を走っての岬のひとつ>。 


■北海道紀行(10)雄冬岬。
<pho1は雄冬岬、pho2は白銀の滝>
雄冬岬 雄冬岬 雄冬岬
■歩古丹から浜益村の雄冬岬へ。
歩古丹から浜益村の雄冬岬に着く。ここは夕陽の名所で、室蘭の地球岬、根室の落石岬とともに北海道三大秘岬といわれたところ。高台には増毛町の町域になる展望台もある。そして、厚田村、石狩市の方へ国道231号をさらに南下する。 


■北海道紀行(11)小樽。
<pho1は晴の小樽運河、pho2は夕方の小樽運河、pho3は冬の小樽運河>
小樽運河 小樽運河 小樽運河
■雄冬岬から小樽へ。
浜益村の雄冬岬からいくつかのトンネルを抜け、厚田村へ。ここでもトンネルが多い。石狩川を渡り、花畔ICから国道337号を短絡して銭函で国道5号に。そして小樽の街に入る。久しぶりの小樽運河。 


■北海道紀行(12)小樽から古平へ。

古平 古平 古平
■小樽から古平へ。
小樽駅から、余市への途中で、海岸沿いに走ると、祝津に小樽貴賓館にしん御殿がある。ここは旧青山別邸で、本邸は山形県遊佐町にある。酒田の本間家を意識したもの。http://www.otaru-kihinkan.jp/にその内部の様子が詳しい。高島岬には、日和山灯台、にしん御殿、おたる水族館がある。日和山灯台にはライブカメラがあり2分間操作できる。http://www6.kaiho.mlit.go.jp/otaru/live/live.htm。にしん御殿は以前積丹半島にあったものをここに移築したもの。以上は「らしい」。  余市で給油し、国道5号線と分かれて国道229号線をさらに西に向う。かつて崩落した豊浜トンネルを抜ける。古平のスーパー志賀で購入したバチマグロの刺身をセタカムイ(神の犬の意味)の駐車場で食べる。ここはセタカムイラインというのである。 


■北海道紀行(13)古平から神恵内へ。
<pho1は漁火、pho2道の駅オスコイかもえないの案内板>
神恵内 神恵内 神恵内
■古平から神恵内へ。
古平から国道229号線をさらに西へ。積丹町の美国地区で街を見下ろすように坂道を上っていき、海岸を離れる。その先で一時国道229号線を離れ、積丹岬への道道913号線に入り、積丹岬へ。ほどなくして野塚でR229に戻る。その先にあった神威岬への道路ゲートは閉鎖されていた。いくつかのトンネルを過ぎて、神恵内の大森大橋の上から沖の漁火をしばし撮影。車が何台かは通り過ぎた。高台を走行すると、漁り火が良く見えるようになり、地球が丸いことを実感させる。海に面して道の駅オスコイかもえないがある。その先、泊村、共和町を過ぎると岩内町に入る。


■北海道紀行(14)岩内から江差へ。
<pho1は道の駅いわない、pho2は寿都のニコマートの看板、pho3は国道229号標識>
岩内 岩内 岩内
■岩内から江差へ。
岩内町は比較的大きな町だった。10月なのにまるで夏場のような雰囲気。道の駅いわないでは、学生がマイクロバスに乗車していた。国道276号を東へ向うと10kmほどで国道5号に合流する位置にある。余市から直接この岩内へ来ると37kmだが、積丹経由では97kmもの距離がある。
 海沿いに走ると 国道229号はそのまま海岸沿いを南下する。その先、大きく湾を回り込むと素敵な名前の寿都。ここらは江差の先まで雷電国道追分ソーランラインという。
  道の駅のある島牧。町境の茂津多トンネルを過ぎると、三本杉岩のある瀬棚町。さらに浮島で知られるうぐい沼のある北檜山の町からは国道230号が分岐する。国道229号はここからしばらく内陸に入る。太櫓越峠を越えると親子熊岩で知られる大成町に下る。ここにも道の駅てっくいランド大成がある。熊石、乙部に入ると道の駅ルート229元和台。なお、2005年に熊石、北檜山、瀬棚町が合併してさたな町になっている。
  ようやく追分ソーランラインは江差町へ。 

■北海道紀行(15)江差。
<pho1・2は道の駅江差、pho3は江差追分会館>
江差 江差 江差
■繁次郎浜にある道の駅江差。
ここまで稚内宗谷岬から走って来て距離は756kmあったぞ。これって、仙台から日本海沿いに走って琵琶湖までの距離に相当する。
  人口1万弱の江差には、開陽丸、鰊御殿の横山家、江差追分会館、旧江差町役場の本庁舎で今は会所会館、廻船問屋旧中村家住宅、江差町郷土資料室、東・西本願寺別院、商家旧関川家別荘、法華寺などがあり、かつて北海道の経済、文化を支えたひとつの町としての長い歴史を感じさせる。  道の駅江差は波打ち際にあるので、景色はいいが、津波に巻き込まれそう。   


■北海道紀行(16)江差から上ノ国へ。

上ノ国 道の駅上ノ国もんじゅ 上ノ国
■江差から上ノ国へ。
江差から走って行くと前方に見える岬<pho1>に上ると道の駅上ノ国もんじゅがある<pho2>。高台になっている道の駅からは、上ノ国市街地の海岸線を眺め下ろす。
  この上ノ国には、中世の歴史が色濃く残る遺跡群がある。中世には、松前が中心となっていて、ここは上ノ国といわれた。一方、下之国は今の函館のことで、この3地区に館(いわば城)があった。
  17世紀には番所の所在が江差の地に移ったため、中心地としては上ノ国は衰退していったのである。
  ここから松前への途中は秋田県男鹿半島西海岸を思わせる荒涼とした風景が続く。 


■北海道紀行(17)松前町。
<pho1は松前城、 pho2は松前藩屋敷、pho3は松前藩墓地> 
松前町 松前町 松前町
■北の小京都といわれている松前町。詳しくはhttp://www.e-matsumae.com/。観光の中心はやはり桜の名所でもある松前城。そばにある松前藩屋敷は松前の城下町を再現したミニテーマパーク。その他、松前城の天守の中にある松前城資料館、町民総合センターにある松前町郷土資料館、桜見本園などがある。また町内大沢には松前温泉もある。
  なお、江戸時代、松前藩は、ここから津軽半島の三厩に船で渡り、参勤交代をしていた。平舘には本陣があったという。また松前町は福島県梁川町(現伊達市)と姉妹都市になっている。 


■北海道紀行(18)白神岬。

白神岬 白神岬 白神岬
■北海道最南端の白神岬<pho1・2・3とも>。この地から津軽半島を見る。龍飛岬までは19.2km。確かに海の向こうに「内地が見える」。  義経がここを渡ろうとした気持ちも分かる。
  白神岬の東側の下には青函トンネルが走る。
  一方、函館の西の戸井漁港あたりからみる下北半島はもう近所というか、対岸のような雰囲気があるのだ。この白神岬はそうでもない。 


■北海道紀行(19)福島町
<pho1は白神岬付近の国道228号、 pho2・3は道の駅横綱の里ふくしま>
道の駅横綱の里ふくしま 道の駅横綱の里ふくしま 道の駅横綱の里ふくしま
■白神岬の突端を過ぎるとすぐに福島町に入る。青函トンネルの北海道側吉岡を通過。海から離れるポイントに道の駅横綱の里ふくしまがある。横綱千代の山千代の富士の像がある。福島峠を越えると知内町に入る。   


■北海道紀行(20)知内から木古内、上磯町へ。
<pho1は知内付近の国道228号線、 pho2は知内駅、pho3は道の駅知内>
国道228号線" 知内駅 道の駅知内
■道の駅しりうちのすぐ横には津軽海峡線知内駅がある。
道の駅しりうちから走り下ると再び海岸沿いの道になる。ほどなく木古内の町。ここから国道228号線はしばらく津軽海峡線と並走している。この辺りの沿道は東北地方のような植生が続いている。上磯町に入ってからは対岸に函館山がよく見えるようになる。   


■北海道紀行(21)函館。
<pho1は函館駅、 pho2は朝市、pho3は良く知られた函館市街地の夜景> 
函館駅 函館朝市 函館市街地の夜景
■とりあえず函館駅へ。
函館といえば、立待岬を舞台にしたむかしのテレビドラマ「北の岬」を思い出す。共演は大原麗子だったか?おっと、横道に逸れた。函館は一大観光地。朝市も有名、夜景もそれなりに美しい。魚介類の他、塩ラーメンも美味しい。 


■北海道紀行(22)函館2。

函館森倉庫景 函館旧公会堂 函館ハリストス正教会
■函館はいろいろあるので少し逗留。
pho1は金森倉庫、pho2は旧公会堂、pho3はハリストス正教会です。 


■北海道紀行(23)函館3。
土方啄木浪漫館 湯の川温泉 トラピスチヌス修道院
■函館の続き。
函館市街地から国道278号を西に向うと道路沿いにある土方啄木浪漫館pho1。
  pho2は湯の川温泉付近を走りながらのショット。
  湯の川温泉はQkamuraの田口氏の故郷。一度北海道旅行の時、立ち寄った。その後、五稜郭の弟分、四稜郭に案内された。この戊辰戦争史跡は函館の逆夜景が見える穴場のスポットである。
  pho3のトラピスチヌス修道院は湯の川の先の函館空港北側にある。
  国道をさらに西に向うと戸井町に入る。 


■北海道紀行(24)函館から戸井へ。
<pho1 、pho2は国道278号、pho3はウミネコと下北半島>
国道278号 国道278号 ウミネコと下北半島
■函館空港から海沿いに国道278号を西に走ると戸井町に入る。すぐ脇に釜谷富士という小さな成層火山がある。この亀田半島はまさしく火山脈が走っている証左である。汐首岬を過ぎるこの海岸付近からは下北半島がかなり近くに見える。 


■北海道紀行(25)戸井から恵山。
<pho1は道の駅なとわえさん、 pho2は昆布を担いだ老漁師、pho3は恵山> 
道の駅なとわえさん 恵山 恵山
■戸井町は小さな町で、日浦岬のトンネルを抜けるとすぐに恵山町に入る。道の駅なとわえさんは、最初なんの意味か分からなかったが、なとわは「貴方と私」のことであった。そういえば青森でもそういう。国道278号から離れ、道道635号で行き止まりまで走る。途中、恵山に上る道が分岐する。恵山は618mの低い山だが、堂々の活火山。
  道道の突き当たりはもうこれ以上の道は無理して通す必要ないだろうというほどの断崖になっている。Uターンせざるをえない。
  引き返して国道278号に戻る。
  峠を越えれば椴法華村。ここには有名な水無海浜温泉がある。
  その先は、南茅部、鹿部、砂原と過ぎ、駒ヶ岳を回り込む。


■北海道紀行(26)森町へ。
<pho1は佐原町付近からの駒ヶ岳、 pho2、3は道の駅もり> 
駒ヶ岳 道の駅もり 道の駅もり
■駒ヶ岳を大きく回り込んで、国道278号は森町で国道5号に合流する。道の駅YOU遊もりは賑わう人気の道の駅。
  この北に広がる内浦湾は噴火湾ともいわれるため、まさか大噴火の跡?と思わせる名称だが、単にその形状が噴火口に似ているというだけで英国の軍艦長がそう言ったことに由来するのみで、紛らわしいのである。 


■北海道紀行(27)長万部町へ。
<pho1はかにめし本舗、 pho2はその蟹飯、pho3は長万部岳の中腹にある二股らじうむ温泉>
長万部かにめし本舗 長万部かにめし本舗 長万部二股らじうむ温泉
■森町から国道5号をひたすら北上、八雲を過ぎて、長万部へ。
この国道沿いには蟹を食べさせるドライブインが並ぶのは有名。名物である蟹ランチやイカ飯はよく知られている。
  このドライブインで提供される蟹めしなどは、完全に観光用で、儲け主義一辺倒と思われるのである。
  また、よくいわれるイカめしだが、イカの腹の中にモチ米を詰めてイカめしとして売るのであるが、イカめしとは、本当は「イカの卵」のことではないか。それならばすこぶる珍味で、美味なのである。   


■北海道紀行 (28)洞爺湖町へ。
<pho1は国道37号線礼文華峠付近の加工写真、 pho2は実際の曇天状態、pho3は虻田町庁舎。虻田町と洞爺村は2006年の合併で洞爺湖町になった>
国道37号線礼文華峠 国道37号線礼文華峠 虻田町庁舎
■長万部町から洞爺湖町へ。
国道5号線から分かれて、国道37、230号線の並走道路へ入る。静狩峠、礼文華峠の道を走る。
  この礼文華峠を「札文華峠」と表記しているウェブサイトがあるのは、単なる誤転記か、あるいは昭文社発行「マップル」にあった誤植をそのまま引用したことによるものか?  <れぶんげ>と読むのであるから「礼」に相違ない、その礼文華峠を越えて虻田町へ。
  ここから洞爺湖へは分岐した国道230号を走ればすぐである。
  洞爺湖の中島はかつての頂上であり、見事な陥没というほかない。   


■北海道紀行 (29)伊達市から苫小牧へ。
<pho1は道の駅だて歴史の杜、 pho2は白鳥大橋、pho3は白老町ポロトコタン>
道の駅だて歴史の杜 白鳥大橋 白老町ポロトコタン
■伊達市から苫小牧へ。
道の駅だて歴史の杜を過ぎると室蘭市へ。この鉄の町にも、白鳥大橋、チキウ岬など幾つかの観光地がある。ここから登別、白老を過ぎるとようやく苫小牧に着く。それにしても白老の名を聞くと上質紙シラオイを思い出す。 


■北海道紀行 (30)苫小牧から支笏湖へ。
<pho1、2は支笏湖、pho3は明け方の空> 
支笏湖 支笏湖 支笏湖
■苫小牧から支笏湖へ。
苫小牧からちょっと寄り道して内陸部へ。国道276号・樽前国道でトドマツ林の続く緩やかな上りの道を支笏湖へ向うと、驚くほど、すぐに湖畔に着く。ここからは北に恵庭岳を遠望する。
  「シコツ」というのは、「大きな窪地」の意味らしい。カルデラ湖の平均水深265m。湖畔にはビジターセンターと休暇村がある。


■北海道紀行 (31)休暇村支笏湖。

休暇村支笏湖 休暇村支笏湖 休暇村支笏湖
■休暇村支笏湖とビジターセンター。
休暇村に湧くのは支笏湖温泉という純重曹泉。かなり前は温泉と称していなかったが、湯口に何か湧出物がこびりついていた事を思い出す。
  管理している支笏湖ビジターセンターはもちろん無料、周辺の自然がいろいろ学べる。
  支笏湖の近くにはオコタンペ湖、苔の洞門、美笛の滝などがある。紋別岳は2時間の登山、樽前山は7合目の登山口まで車で行ける。 


■北海道紀行(32)丸駒温泉。
<pho1は丸駒温泉への道、 pho2は建物、pho3は天望風呂>
丸駒温泉 丸駒温泉 丸駒温泉
■丸駒温泉は恵庭岳南東麓、支笏湖畔にある。日本秘湯を守る会の宿で近代的な造り。この宿で有名なのは湖とつながる天然露天風呂。湯船の底は玉砂利が敷きつめられていて自然度が高い。他に内風呂のほか、湖面を見下ろす天望風呂、がある。この天望風呂にはデッキチェアー、サウナが設置されていて寛げる。敷地内の段差のある庭園も広く、ゆかたコンサートなども催される。 


■北海道紀行 (33)夕張から日高へ。
<pho1は道東自動車道、 pho2は国道274号、pho3は国道274号交差点>
道東自動車道 国道274号 国道274号
■夕張から日高へ。
丸駒温泉から支笏湖東岸に戻り、道道16号線のカラマツ林を下る。道央自動車道を横切ると千歳の市街地に入る。ここから国道337号を経由して千歳東ICから道東自動車道で夕張ICまで。ここから国道274号へ。この道は日高町で国道237号と交差して、さらに道を上り、標高1020mの日勝峠を越える。下り始めてすぐの大蛇行のあと、清水町へと下って行く。   


■北海道紀行(34)鹿追町の菅野温泉へ。
<pho1は菅野温泉全景、 pho2は3階からの眺め、pho3は露天風呂>
鹿追町の菅野温泉 鹿追町の菅野温泉 鹿追町の菅野温泉
■鹿追町の菅野温泉へ。
日勝峠から国道274号を下ってくると国道38号と交差点。南は帯広、北へは新得。この交差点を直進、鹿追町へ。町の中を過ぎて北上。道道85号で北瓜幕まで行くと分岐があり、ここから道道1088号に入り込む。シカリベツの峡谷を進んで行くと菅野温泉に着く。<何か北海道海岸線一周からかなり外れたルートになった>
  菅野温泉は 1910年代に発見され、営業が開始された。標高750mながら周辺は地熱が高く雪が少ないことで知られていたという。自然湧出の源泉が30ヶ所もある。館内5ヶ所9槽の湯船に8種の温泉が湧く。「かんのの湯で治らない病気はない」といわれている。日本秘湯を守る会にも属している味のある菅野温泉は素朴な湯治棟と鉄筋3階建てで、山中にありながら温泉ライフは快適。館内には図書も用意されていてのんびりすごせそう。温泉名の「菅野」は主人の姓で個人名が付けられているのは特異。ここはかつて然別峡温泉といわれていた。   


■北海道紀行(35)菅野温泉。
<pho1は菅野温泉本館、 pho2は大浴場、pho3は養老の湯>
鹿追町の菅野温泉 鹿追町の菅野温泉 鹿追町の菅野温泉
■菅野温泉は林道を分け入った道の行き止まりにある。つまり本当に静かな場所にある一軒宿になっている。館内5ヶ所9槽すべての湯船に入るにはそれなりの時間と根性が必要。円形と四角の2つの浴槽がある露天風呂「福禄の湯」の他、岩造りの「養老の湯」、「大黒の湯」、「不動の湯」の2つの浴槽が並ぶ中浴場、家族風呂の「弁天の湯」、大浴場には「毘沙門の湯」と「布袋の湯」それに「恵比寿の湯」がある。他にも「小町の湯」という貸切風呂もある。   


■北海道紀行(36)鹿の湯から然別湖へ
<pho1は鹿の湯、 pho2は扇ヶ原展望台、pho3は然別湖> 
鹿の湯 扇ヶ原展望台 然別湖
■鹿の湯から然別湖へ。
菅野温泉から林道を戻る途中に野営場方面への道があり、そちらへ向う。この渓谷に沿って自然の温泉がある。中でも鹿の湯が最も近く、上流にもテムジン、キヌプ、ピラ、メノコ、シルコトル、ペニチカ、ダムシタの湯があり、然別峡ダムへと続く。
  一旦道道1088号、85号分岐に戻り、道道85号で北東方向に上って行く。東ヌプカウシヌプリや南に広がる鹿追の原野、十勝平野を眺望する扇ヶ原展望台を過ぎるとすぐに、然別湖に着く。
  然別湖は、標高800m。然別湖畔温泉がある。然別湖から北上すれば糠平湖に出て、さらに北に向えば層雲峡に至る。 


■北海道紀行(37) 富良野へ。
<pho1は国道38号線、 pho2・3は富良野>
国道38号線 富良野 富良野
■もう少し内陸に入り、富良野へ。
然別湖から鹿追町の中心部に戻って、国道38号線の新得。新得といえば「北の国から」で蛍が愛人のいる根室へ向う際、「新得から汽車に乗るの」と言い、純が深夜に車で送って行ったのを思い出す。
  新得から国道38号線を北に向うとどんどん登りになって、標高644mの狩勝峠。眺望のいいこの峠には展望台がある。下りの沿道は紅葉名所となっている。北海道にはこういう風景が当たり前にあるのだなと印象深い。車はいよいよ富良野へ。 


■北海道紀行(38) 富良野2。

富良野 富良野 富良野
■富良野2。先を急ぎたいので、引き続き、富良野の風景つづき。 


■北海道紀行(39) 富良野3。麓郷の1。

富良野・麓郷 富良野・麓郷 富良野・麓郷
■(39)富良野3。麓郷の1。
テレビドラマ「北の国から」の舞台、麓郷の1。
  ○pho1は拾ってきた家エリア全景、
  ○pho2は五郎の作業小屋。
  ○pho3は作業小屋の内部。ちょっといい。北海道でなくて、南の地方であれば、こんな家に住みたくなる。たとえば小豆島にある「二十四の瞳映画村」の男先生の家のように。
  この作業小屋は拾ってきた家の西隣にある。 


■北海道紀行(40) 富良野4。麓郷の2。

富良野・麓郷 富良野・麓郷 富良野・麓郷
■(40)富良野4。麓郷の2。
「北の国から」の舞台、麓郷の2。
  ○pho1は黒板五郎の石の家、 以前は柵があって入れなかったが、現在は内部の見学も可能になっている。
  ○pho2は麓郷の森の中にある丸太小屋。例の燃えた家である。もうかなり古くなってしまっている。
  ○pho3は麓郷の中心部にある中畑木材。 


■北海道紀行(41)帯広から襟裳岬。

幸福駅 襟裳岬 襟裳岬
■帯広から襟裳岬。
富良野から取って返して、直線道路で帯広市街地に入り、交差点を南下。国道38号線から分かれ襟裳へ。途中、広尾線の愛国→幸福行きの切符が、4年間で1,000万も売れたという70年代前半のブームがあった幸福駅<pho1>。さらに南下。大樹の町。この大樹は秋田県五城目町に在住していた画家・館岡栗山の奥様欣代さんの出身地。歌集「大樹」を編んだとき、みんなはこれを「たいじゅ」と読んだが、本来、町の名前は「たいき」というのであった。
  広尾、えりもと過ぎて、北海道の南の鷹の爪である襟裳岬<pho2、3>。日高山脈が太平洋に延びていく。 


■北海道紀行(42) 釧路へ。

フィッシャマンワーフ 釧路湿原 釧路湿原
■釧路へ。
襟裳岬からも取って返して、大樹手前から国道336号。国道336号は浦幌で国道38号に合流、釧路へ。
  釧路は十勝沖地震の時の津波が上昇する様子を伝える釧路川が有名。そのそばにあるフィッシャマンワーフMOOである<pho1>。市街地の北には釧路湿原が広がる<pho2・3>。 


■北海道紀行(43) 阿寒湖から摩周湖へ。
<pho1は阿寒湖、 pho2はアイヌコタン、pho3は摩周湖> 
阿寒湖 アイヌコタン 摩周湖
■阿寒湖から摩周湖へ。
釧路から国道240号線を北へ。阿寒湖に着く。湖畔には温泉が湧いている。そばにはアイヌコタン=アイヌの村がある。
  阿寒湖から国道241号を西へ。弟子屈町中心部は摩周の町である。北東方向には摩周湖がある。


■北海道紀行(44) 屈斜路湖と硫黄山。
<pho1は屈斜路湖、 pho2は硫黄山、pho3は900草原> 
屈斜路湖 硫黄山 900草原
■屈斜路湖と硫黄山。
摩周町の北西方向には屈斜路湖がある。
  屈斜路湖の西側にある美幌峠から湖を見下ろす風景はとても雄大。湖にある中島が迫る。屈斜路湖の東側湖畔には温泉が湧いている。どこでも砂を掘れば湯が湧く。また湖につながる野天風呂があって、これには無料で入浴できる。きわめて開放的で観光客から見られるのは覚悟しなければならないだろう。
  すぐ近くには、硫黄山があって噴煙を常に出している。なお弟子屈町には900草原というのがある。名前は放牧地の面積930haの広さに由来する。

■北海道紀行(45) 弟子屈から標津、そして羅臼、知床へ。
<pho1は標津サーモンパーク、 pho2は知床五湖、pho3は知床の遊覧船> 
標津サーモンパーク 知床五湖 知床の遊覧船
■弟子屈から標津、そして羅臼、知床へ。
摩周から東に向うと空港のある中標津の町。そこから国道272号線で北東に走るとほどなく標津町域の海に出る。ここまで来れば野付半島の先まで行かずにはなるまい。異様なトド原の風景が広がる。途中に取って返して海沿いの国道335号線を羅臼方面に。「北の国から」羅臼版の風景が続く。街中から見返り峠を過ぎて、って、羅臼の景色はどうした?この町には「北の国から」が溢れている。
  麓から峠に登っていく途中で、道を横切るキツネを見た。この付近の道路にはキツネ、シカはありふれた光景。  町境の知床峠からは羅臼岳も間近に見
える。ウトロの町に入る手前に知床五湖方面の分岐がある。知床五湖へは駐車場から歩くことになる。遊歩道に熊もいるぞ。この先にもカムイワッカへの道がある。もっとも今は通行止めになっているが。
  国道334号線に戻るとすぐにウトロの町を見下ろす高台がある。「知床旅情」の音楽がスピーカーから流れる町の中心部からは遊覧船も就航している。ここは温泉地でもある。

■北海道紀行(46) ウトロから網走へ。
<pho1はオシンコシンの滝、 pho2は小清水原生花園、pho3はオホーツク流氷館>
オシンコシンの滝 小清水原生花園 オホーツク流氷館
■ウトロから網走へ。
ウトロの町からトンネルを抜けるとすぐにオシンコシンの滝が国道のすぐそばにある。こんなロケーションは内地では珍しいが北海道では普通かも知れない。 小清水原生花園は海岸部にある。
  本物の流氷に触れるオホーツク流氷館。 


■北海道紀行(47)網走。
<pho1は網走刑務所の博物館、監獄、pho3は網走湖> 
網走刑務所 網走刑務所 網走湖
■小清水原生花園から国道244で網走に走り込む。丘の街?博物館網走監獄は街の西側にある。小川が流れているがこれは何て言うんだっけ。この博物館の様子は専用ホームページに詳しい。


■北海道紀行(48) 佐呂間から、猿払、そして再び稚内。
<pho1はサロマ湖、 pho2はモケウニ沼、pho3は再び宗谷岬日本最北端の碑> 
サロマ湖 モケウニ沼 宗谷岬日本最北端の碑
■佐呂間から、猿払、そして再び稚内。
網走湖の北を走り、すぐに能取湖を回り込むと常呂町に入る。そうすればサロマ湖だ。眼下に海のような風景が広がる。街中の直売所で購入してきた帆立と蟹を道の駅サロマ湖のテーブルで食う。このすぐ先にも道の駅愛ランド湧別がある。それから紋別、雄武、枝幸、浜頓別と走る。浜頓別は余裕のある住宅地に挟まれた大通りなんかあったりして、何か西部劇に出てくるような感じもある。すぐそばのクッチャロ湖は美しい。モケウニ沼のある猿払の国道238沿いにポツンと一軒家があったりして、<淋しくない?>と思わせる荒涼とした海辺が続く。そこを過ぎれば、出発点の宗谷岬に戻る。


■北海道紀行(49)稚内からちょっと旭川。
<pho1は三浦綾子記念館、 pho2は記念館のすぐ前にある見本林の地図> 
三浦綾子記念館 三浦綾子記念館 三浦綾子記念館
■稚内からちょっと旭川。
旭川ではやはりラーメン。しかしどこで食べても美味しいというわけではないだろう。「氷点」作者の三浦綾子記念文学館。これは旭川市神楽7条8丁目2-15にあり、 1998年3月31日に竣工した施設。見本林の入口にある。残念、夜間通過につき、見学はできない。ホームページはhttp://www.hyouten.com/


■北海道紀行(50) 札幌1。
札幌時計台 北海道庁旧本庁舎 札幌
■そして札幌1。  pho1は「日本三大がっかり」で知られる時計台。
pho2は北海道庁旧本庁舎。 


■北海道紀行(51) 札幌2。

札幌大通公園 札幌大通公園夜景 札幌はすすきの
■札幌2。  pho1は大通公園、 pho2は大通公園夜景 、pho3はすすきの。 


■北海道紀行(52) 最後に北海道あちこち1。

上士幌町白樺並木 流星の滝 鹿ノ子沢
■最後に北海道あちこち1。
扇ヶ原展望台を過ぎて、然別湖を北上すると、上士幌町糠平湖で国道273号に合流する。
  pho1は上士幌町白樺並木。さらに国道273号を北上、大雪湖で国道39号に合流。
  北西に進むと層雲峡。
  pho2はそこにある流星の滝。
  pho3は大雪湖から国道39号を東に走り、石北峠を越えて北見市方面への途中、おけと湖を形成する鹿ノ子ダム付近置戸町の鹿ノ子沢。 


■北海道紀行(53) 北海道あちこち2。

阿寒富士 タラバガニ 函館港フェリー乗り場
■最後に北海道あちこち2。
pho1は標高ちょうど1000mの阿寒富士、 pho2はタラバガニ、pho3は函館港フェリー乗り場。
  さらば、北海道。
  次は青森県の下北半島大間へ渡るぞ!



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