海辺の日々 海辺の日々 海辺の日々


<私事典>
■私事典



〇森高あきえ:仲津小学校1・2・3年の担任の先生。稲童に居住。旧姓田淵。担任中一度自宅を訪ねて城戸健子嬢と一緒に松山に登ったことがある。
〇モーターボート:ある年、十和田湖で十和田プリンスホテルが所有していたモーターボートを操船したことがある。




■2006.3.13<ある車の一生。
まだ走っているけど>
■1996年12月に走行開始した愛車ホンダオルティアH8・B18B(1830cc)のメンテナンス記録。
ちょっと長いけど。
2006.3.13現在、267400km走っている。
車は太平洋岸から直線距離7km地点が7年間、2kmが2年間、ともに青空駐車状態で保管。
このオルティアは、20万kmを超えて乗り続けた初めての車であり、またいろいろ車に乗った中で、次も同じ車種に乗ろうと思った初めての車。
「オルティア ユーザー評価 」(www.carview.co.jp/userreviews/)にも「カッコイイし燃費もいいし、よく走る」「生産中止はもったいない」「さり気なくスポーティー」などの声がある。
このオルティアは1996年にシビックシャトル(小生、シビックフェリオに乗っていたことがある)の後継車として生産開始の後、派生車種のミニバン型乗用車ストリームのためもあり2002年に製造中止になったという。
■車を長持ちさせるコツ。
車はエンジンと足回りが命。
であるがゆえに、エンジンオイル交換を定期的に。
小生は、ほぼ8000kmに1回。
注意することは、タイミングベルトを10万km程度で交換することと、ブレーキディスクも摩滅する前に交換。
そうでないと、金属部分が擦れて熱を持ちすぎてボールベアリングが割れて車輪がロックされる。
■ブレーキディスク(小生、通常はアクセルワークでブレーキはあまり使用せず、またエンジンブレーキを多用。
しかし、結構、メリハリのある運転をしているので、ブレーキングも多用。
従って平均した減り方かもしれない) 交換記録=初回0km (8万km維持)8万km(6万km維持)14万km(5.6万km維持)19.6万km(4.8万km維持)24.4万km(2.3万km維持・これは少なすぎる?)26.7万km。
■タイミングベルト交換記録=初回0km(10万km乗る)10万km(11.9万km乗る)21.9万km。
■走行記録 ●1996.12.23 ・0kmスタート。
●1997.2.12・4000kmエンジンオイル+エレメント交換(4000km)。
●1997.5.12・11500kmエンジンオイル交換(7500km)。
10000km付近で判明したことだが、時速140kmを超えると、フロントガラスの窓枠がうなり音を常時発生状態になった。
これは6月に修理してもらった。
単なる取り付けの問題と思われた。
●1997.7.10・20400kmエンジンオイル交換(8900km)。
●1997.10.8・27500km エンジンオイル+エレメント交換(7100km)。
●1998.1.5・ 37300kmエンジンオイル交換 (9800km)。
●1998.4.21・46700kmエンジンオイル+エレメント交換(9400km)。
●1998.7.19・55500km エンジンオイル交換(8800km)。
●1998.10.7・63150kmエンジンオイル+エレメント交換(7650km)。
●1999.2.27・74500km エンジンオイル交換(11350km)。
●1999.5.7・80400kmブレーキディスク交換(残3mm)エアクリーナー交換・点火プラグ交換。
●1999.6.23・83800kmエンジンオイル+エレメント交換(9300km)。
●1999.9.9・90000kmエンジンオイル交換 (6200km)。
●1999.12.1・99000kmエンジンオイル+エレメント交換(9000km)。
●1999.12.23・99900km 車検。
点火プラグ2480円・ブレーキオイル・ウォーターポンプ7900円・ラジエーター液2800円・リヤホイールシリンダーセット1120+4550 円・タイミングベルト3900円・エアコンベルト・パワステベルト・ジェネレーター交換。
その他費用あり。
●2000.4.30・108800km エンジンオイル交換 (9800km)。
●2000.9.11・120200km エンジンオイル交換 (11400km)。
●2000.10.25・ -km エンジンオイル2000cc補充。
●2001.1.26・134000km エンジンオイル+エレメント交換(13800km)。
●2001.2.21 ・136100km エアフィルター交換。
●2001.3.5・137400km ブレーキディスク交換(残3mm)9900+4900円・ラジエーター冷却用クーリング・ファン交換12100+4900円・エアクリーナー交換・ラジエーター原液交換1400円。
●2001.4.27・139800km エンジンオイル1000cc補充。
●2001.7.18・148600km エンジンオイル+エレメント交換(14600km)。
●2001.8.7・149500km バッテリー交換。
●2001.10.11・152700km マフラー交換44250円+4900円(工賃)。
●2001.12.20・155900km エンジンオイル交換(7300km)。
●2001.12.23・156359km 車検。
検査6500円、洗浄6500 円、錆止め5000円、点検13000円、点火プラグ 2480円、ブレーキオイル交換1630円、リアホイルシリンダーセット1120+4900 円、ブレードラバー730*2+540円、ミッションオイル7350+3600円、合計28365+40600円・税37800円+自賠責27600円+印紙1100円。
総計145843 円(+リースアップ車本体取得価格=50000円)。
●2002.3.26・165000km エンジンオイル+エレメント交換(9100km)。
●2002.7.3・175000km エンジンオイル交換 (10000km)。
●2002.11.28 184000km 右後部に追突されてリアバンパー交換、14万円をかける。
多少のゆがみが生じた模様で、その後高速走行時。
左側面にうなりを変則的に生じた。
これはその内消滅したような気がする。
●2002.12.9・184600km エンジンオイル+エレメント交換(9600km)。
●2003.5.29・195200km エンジンオイル交換1900+400 円(10600km)。
エアコンオイル強化剤2000+1500円。
●003.6.11・196400km ブレーキディスク交換(59000km走向=残2mm・9900円+工賃4900円)。
ライニングに給油。
●2003.9.15・205920km エンジンオイル2000cc補充+ブレーキオイル液補充+クーラント液補充。
●2003.10.14・211440km エンジンオイル2000cc補充。
●2003.12.24・219100km 車検。
エンジンオイル交換+エレメント交換+シーリング剤(3000円)注入。
ブレーキオイル3500円・ラジエーター液4立4000円交換、タイミングベルト3900円・テンショナプーリ2900円・オイルネーターベルト3000円・エアコンベルト2500円・パワステベルト2500円交換、作業料21200円。
エンジンオイルパンからのオイル滲みはあったものの、エンジンそのものはまだまだ元気らしい。
車検費用12390円+法定費用66830円 (重量税37800円+自賠責27630円+印紙代1400円)+整備代45675円、総計124895円。
●2004.2.28・222600km エンジンオイル1000cc補充。
●2004.3.30・223400km シーリング剤428cc注入(エンジンストップリーク・1544円)。
●2004.5.21・227300km エンジン部分の異音と、エアコン不機能につき整備。
異音についてはラバープロテクタントをベルトに噴霧、回転軸へグリースをつけたが、主要原因は別にあった。
つまりエアコンベルトのプーリーの軸が折れて、プーリーが他の部品に接触することにより異音が発生していたのだ。
これは4月15日に男鹿へ向かう時、東北道仙台宮城ICに入る際の極端な音の時に決定的に生じた事態であろう。
プーリー不機能によりベルトの張りが十分でなく、エアコンへ動力が伝わっていなかったのだ。
そのためコンプレッサーブラケットを一式交換(部品12400円+工賃8400円)、ついでにフトントグリルのアースコード1本を修復。
●2004.7.2・229300km オイル交換。
オイルはゲージのロウアーレベルに達しないくらい減少していた。
この間は、約半年前の2003年12月にオイル交換をしたのみ。
2004年2月末には1000ccの補充をした。
オイルの滲みはまだある。
2004.8.31 233333km エンジンオイル2000cc補充。
補充量はちょっとオーバー気味だった。
約2ヶ月で、1500ccが漏れということになる。
●2004.10.31・237100km オトバで、4000cc缶を激安エンジンオイルエ980で購入。
エンジンオイル1500cc補充。
●2004.12.10 ・ -km 盛岡市内で、赤信号時に多少前バンパーに変形が生じたかも、というくらいの追突事故。
●2005.1.31・242237km エンジンオイル1000cc補充。
汚れは蓄積していくので、いずれ交換必要かも。
最低、エレメントの交換が必要と思われる。
●2005.3.27・244000km ノーマルタイヤ(185/65R14=17800円、組替・バランス=4200円、処分料=1000円、計23000円)に交換。
この数年間、スタッドレスを履き、そして履きつぶしだったため、久しぶりの接地感覚。
ついでに、ブレーキオイル交換、また47600kmの走行で残4mmあったが騙されてやり、ブレーキディスク交換 (ディスク=7980円、工賃はセットで6825円、計13230円)をした。
またシーリング剤エンジンストップリーク325ml・1323円を全量注入した。
●2005.6.24・251270km エンジンオイル1000cc補充。
前回補充後5ヶ月経過。
これはエンジンストップリークの効果だろうか。
しかし、滲み程度の漏れとはいえ地球を汚しているには違いなく。
この日、追加してシーリング剤EOS30・1029円を半量の150cc注入した。
クーラント液をわずか補充。
●2005.8.22・255935km エンジンオイル1000cc補充。
前回補充後2ヶ月経過。
●2005.10.1・258888km エンジンオイル1000cc補充。
前回補充後1ヶ月経過。
●2005.11.18・264623km エンジンオイル1000cc補充。
前回補充後1.6ヶ月経過。
初めて右前ノーマルポジションフィラメント切れでヘッドライト交換、部品1890円+工賃1680円。
●2006.3.2・267100km 車検。
基本料7480円(6320円割引=13800円が正規)、ドライブシャフトブーツ31500 円、ワイパー1050円、ブレーキフルード交換4200円、オイル交換Mツーリング3150円、オイルエレメント1890円、車両洗浄3150円、計55045円。
その他、臨時運行750円、車庫証明2600円、自賠責30780円、重量税37800円、印紙1100円、リサイクル税9560円など総計137635円。
●2006.3.13・267400km  ブレーキディスク交換(残2.5mm)12600円。
■ オルティアの、この間の全体的な不具合など。
●15万km付近で、ガソリンゲージの指針が少し不正確になった。
●15万km付近で、時計表示ライトの球が切れた。
●24万7千km付近で、クラッチ接続がスムースにいかない傾向が一時発生。
●20万km付近で、後タイヤのブレーキシューの音が発生し続ける。
これは直せるはず。
●25万km付近で、フロントドアの下部に少々錆発生。
●26万7千km付近でドライブシャフトブーツが破れ、交換。
●通常、高速道路は140km/hで定速走行。
160km/hの走行が多い。
東北自動車道松尾八幡平インター近くで一度194km/hを出してストッパーをかけたことがある。



■<2006.3.12佐高信「田原総一朗よ驕るなかれ」を読む。>
■佐高信「田原総一朗よ驕るなかれ」(2006.1.30毎日新聞社)を読む。
知人の元教師だった女性が、「まだ自分は半分しか読んでないが、あんただったらすぐ読めるだろう」と言って貸してくれたものだ。
こういう場合、人に本を貸したら絶対に戻してもらうという人と、返ってこないことを前提に貸す人がいるものだ。
小生は後者である。
彼女は前者らしく、その1575円の本の後ろに「K用」と筆記して寄越した。
●これは佐高信の「政経外科の8冊目」で知る人ぞ知るサンデー毎日連載の集成本。
このタイトルは編集者がつけたに違いないもので、羊頭狗肉とはいわないが、違ったものといってもいいくらい内容は多岐に渡ったものであった。
第6章「筆刀直評日記」は読みにくいが、著者の精悍な行動が理解できていい。
「おわりに」で田原断罪を宣言しているが、 まさか、田原総一朗をうらやんでいるのではあるまい。
■いくつかの内容でなるほどと思った点を箇条書きする。
ただし失礼ながら表現はそのままではない。
●暴君の部下は暴君より暴である。
●文化を持たない経済は衰退する。
●自虐できる人間は自信がある人間なのだ。
いつも攻撃している奴は自信がないからである。
●現代に笑いが少ないのは失敗をしてもいいと教えられてないから。
(これは杉浦日向子) ●平等は平等に、不平等の場合は不平等にしなければ平等にならない。
●いい歳をして、自分のナルシズムの文章が優れているという勘違いが分からない奴。
自分はそう思ってもいないのに「感動」を乱発する厚顔さ。
■なお、佐高信は相田みつをの言葉を無内容と喝破したり、トヨタ会長の奥田碩を無教養の極みと断言。
また「特攻は志願ではない。
そう見えるかも知れないが、‥社会や国が強制したんだ」という城山三郎の言葉を紹介しているなど、歯に衣着せぬ言葉にあふれる。
日本で最も危険な言論人のひとりかも知れぬ。
ただ必要もなさそうな個人攻撃的な部分や単語はいかがなものか。



■<2006.3.11利府町観光フォーラムについて。>
■2006年3月11日、宮城県利府町の「利府町観光フォーラム」にパネリストのひとりとして参加した。
■2006年3月11日、土曜日。
午前中、利府駅や利府街道の梨直売所を見学後、利府町役場へ。
観光カリスマの工藤順一氏に招聘されて「利府町観光フォーラム」に参加。
ホテルシティプラザ北上の鈴木忠美氏による基調講演、利府町の4グループのテーマ別プレゼンターションが行なわれる。
その後、コーディネーター工藤順一氏、パネラーがJR東日本の櫻井広明氏氏、鈴木勝雄利府町長、小生の3人で、パネルディスカッション。
閉会時間を20分延長したが時間が少なかった。
フォーラムは130名ほどの参加で盛況だった。
この件は別のところで論ぜねばならない。
終了後、地元の安元正氏から勿来の関は利府にあったという話を伺う。
源義家がかつていわきを通過したということを不思議に思っていた。
「吹く風に勿来の関と思えども道も瀬に散る山桜かな」と詠った地は確かに利府かもしれない。
この件も後日検証せねばならぬ。
●利府町は仙台市と松島町の間にあり、塩竈・多賀城の両市にも隣接している町。
東西16km、南北8kmというさほど大きくはない町域に里と山と海が3つ揃い、町の東西を県道8号線、通称利府街道が走る。
大型ショッピングタウンが役場近くにあって賑わいをみせている。
以前は人口7千人、1万3千人であったが、今は移入した人口が多く3万数千人。
町内には東北新幹線の総合車両センターがあり、40億円の年間収入の内、10億円がJRによるというちょっと企業城下町という風もあるがそんなことはなく、逆にJRが利府町を優待遇している雰囲気もある。
町内には表松島と称する浜田海岸、加瀬沼、桜の名所館山公園、宮城県総合運動公園、県民の森、それに沢乙、道珍坊の2つの温泉(隣接する大郷町に温泉夢実の国)がある。
多賀城市には東北歴史博物館もある。
なお馬の背という奇勝地が表松島海岸にあることも今回初めて知った。
有名な勿来の関がここであったという説もある。
西側の海辺には浜田漁港、ホテル浦嶋荘、食事処田里津庵、それに須賀漁港に体験型民宿ハーバーハウスかなめがある。
利府町は観光果樹園も含めて生産農家が126戸あるという梨の産地で、秋には県道8号線沿いに梨の直売所が並び、梨はシロップ漬け、ジュース、菓子、ワインの加工品にされている。
この梨の歴史は明治10年代に遡る。
その時の150本の内の1本が真鍮梨として、役場前の駅前2号公園にあり、創始した日野藤吉翁の功績を讃えている。
毎年3月には浜まつり、8月に新幹線車両基地まつり、10月には郷土芸能の利府太鼓・サンバが披露される十符の里利府フェスティバルがある。
全体的にちょっと豊かさを感じる、恵まれた印象の町である。
最近、町施設でボンネットバスを所有した。
■そんな利府町の観光を考えるフォーラムであったが、 6ヶ月ほど寒河江市の観光カリスマ工藤事務所のスタッフが地元のワークショップグループを指導したその集大成である。
当日、発表のスライドスクリーンも十二分に立派だった。
●ワークショップは1梨2海・島3健康・ウォーキング4加瀬沼公園の4つ。
この4分野はエリア・シーズンで利府町をほぼ網羅するものになっている。
1梨については「周年観光」がテーマ。
梨を食べる・遊ぶ・働くということ。
他に梨オーナー、各シーズンにイベント(花見・摘果・収穫・小枝拾い)など。
2海・島は、漁業体験と食べるという課題。
通年型体験メニューで、いずれイベントの方向性を持とうとしている。
3健康・ウォーキングは最近流行のJR「駅長オススメの小さな旅」の利府版8コースを提案。
これにはほぼ利府町の名所・季節が網羅されている。
4加瀬沼公園は渡り鳥の飛来する加瀬沼を舞台にした、春=花見+伊料理、夏=産直+車両基地まつり、秋=鍋、冬=渡り鳥観察+カキ鍋という年間行事を考えている。
■これらの取り組みの最大のポイントは、地元の人がその気になっているということである。
1、2はまさしく産業観光である。
梨・海・健康・加瀬沼を愛していれば、利害が絡んでも構わない、というよりむしろ利益を目指した方がいいのである。
2006年の浜まつりは、21回目でこれまでの無料鍋汁を200円にしたという。
美味しいものを出してお金を貰う方がいい。
●この浜まつりにはまだ改善しなければならないものがある。
まず、渋滞対策。
小生も当日経験したが無関係者には耐え難い大渋滞。
6km離れた塩竈から既に渋滞をしている。
わずか1日だけのことといえ渋滞の理由を告知して詫びておくべきであろう。
JRを使用した場合、何か会場でプレゼントすることを考えるといいかも知れない。
(これは松島のカキまつりなど多くのJR利用のイベントで応用が可能であろう)。
現実的ではないが渋滞中の車に海産物を差し上げ、浜まつりと利府町のことを宣伝するなども有効かもしれん。
将来的には海からアプローチする手もある。
さて、30000人の参加といわれた会場では観光地図を配布すべきである。
そして、これには梨のシーズンに梨1個引換券の配布や、年間イベントの告知・予約受付、各種クーポン券などを付けること。
また、当日や後日に、町内の店舗・温泉・宿泊施設などを利用してもらう工夫=案内+割引券なども付けたい。
この浜まつりは地元の人が「ここでカキ鍋を食べると春が来る」ともいわれているまつり。
地元の人が参加するイベントは長続きする。
仙台市からの来町を歓迎すべきであるが、新旧住民が集うようにすればいいのである。
利府町が本当にふるさとになるようなことが必要であろう(本当はもっと大きな祭りになってもいいのであるが、それはまた別の問題になる)。
●梨について。
鈴木勝雄利府町長から金メダリスト荒川静香オーナーの木の提案があった。
これも話題性やタイミング的にいいアイデアである。
梨販売の季節に、利府街道の上り線・下り線にそれぞれ統合店を臨時でいいから造ってみたらどうか。
駐車場はあるし、そちらの方が買いたい気になる。
販売負担の軽減もできる。
価格の統一と他の商品の販売促進ができるが、販売方法などのアイデアの検討も検討したい。
●海・島については小生もっとも興味のあることで、先日ハーバーハウスかなめを訪問して、状況を伺った。
9艘の船があり、当主の父君も元気で、2006年春増築を検討しているということであった。
港から湾内にでるルートを見なかったが楽しい雰囲気かもしれぬ。
浜田漁港沖に無人島がいくつかある。
所有者の問題がなければ、これを活かす手はある。
彼らの運動の来し方は、1賛同者・担い手による体制、2サービスメニュー作成・料理研究、3情報収集・直売所などの拠点造り。
今後は4賛同者による屋形船購入などの事業拡大、5イベントの開催。
そのイベントは魚つかみ取り・釣り大会・海上歩行大会・遠泳大会・いかだレース・櫓漕ぎレースなど。
他にトライアスロン・無人島体験・カキ棚オーナー制度、生け簀なども提案されていた。
大人の遊びとして簡易苫屋造り、漁具小屋を改造して寝泊まり可能な集会所造りなどもやって欲しい。
●ウォーキングはこれからも人気のあるものになりそうだが、楽しみをもっと増やすアイデアを募集して貰いたい。
西日本みたいに参加するたびにスタンプを捺すなどということは既に実行済みだろうか。
また「健康」といえば県民の森一周マラソンはやっているの? ■小生の考えることは、 ●県道8号線か、国道45号線に道の駅はどうだろう。
道の駅のメリットはその登録により、名称が道の駅関係のリーフレットなどに記載され、日常的にその町の宣伝になることだと思われる。
ここには観光協会の一部を置くべきであろう。
そして通過車両を町中に導く方策を考える。
県道8号線、国道45号線どちらでも野菜・魚の両方を提供できるであろう。
どちらかといえば海辺の道の駅を意識すると、国道45号線の須賀付近の海辺、現在3〜4軒の直売所が並ぶスペースがいいと思う(但しこの場所は利府町に隣接する塩竈市の北辺にある漁港である)。
相馬市松川浦の斎春商店のように店の前で魚を焼き、新鮮な魚介を食べさせてくれる店を設置してもらいたい。
また郷愁を呼ぶ竈炊きおこげご飯、蟹鍋料理、手軽な鮨、かしわ飯弁当、利府ラーメン(その日の安く仕入れられた食材とセットにした塩ラーメンとか)などの麺類、シーフードカレー、名物丼、小魚の形をした揚げ蒲鉾、美味しい加工品なども創って貰いたい。
ラーメン以外はアラ汁をサービスでつけて貰いたい。
施設として海釣り公園か、海・磯遊びに小舟の発着所の設置。
無人島があるのでカヌーの可能性を探るなど。
●また、近年、道の駅もかなり車中泊利用されている。
もちろん場所の問題や、環境問題、他の宿泊施設の利害も絡むだろうので、課題はある。
オートキャンプ場は、それはそれでいいのだが、道の駅ではなくても、これから増えるであろう車中泊ができる施設はどうだろうと思う。
できれば樹木による緑の木陰のできるスペースが多い駐車場がいいのだが。
食材購入などで、地元商店の消費に繋げる方策が必要ではある。
●30年先の利府町を展望して桜と紅葉の名所を造って貰いたい。
町民によって、あるいは町内会、団地単位で樹木を計画的に植えてもらいたい。
また町内の各家々に梨の木を植えることを推奨したい。
桃栗3年柿8年柚(梨)の大馬鹿18年というが、梨も18年という話は本当だろうか。
であれば、誕生祝いに町から贈ることを考えるのも面白いと思う。
●「人」をどのように活かすかという大きな課題がある。
○名物船長、名物女将、名物踊り手などを推奨して欲しいものである。
これは無理になる必要はない。
ある温泉の主人が「もてなしマップ」に人物として載っているのに無愛想であるなどは失望する。
それらは天性のものである。
町としてバックアップするだけでもいい。
○観光大使を設置すること。
これはいくつかの県市町村で行っている制度であるが、利府町もこれを置く。
無償だが、その活動は有用に思われる。
そして担当者の交流会を設けるといい。
例えば、鹿児島県は観光大使の名刺の裏に「この名刺持参者は次の施設の割引利用が受けられます」などという企画も作っている。
こういうアイデアの交流が必要かもしれない(場合によっては観光大使大集合もいいけれど)。
●その他、ワールドカップの会場であったグランディ21で大麻雀大会(囲碁、将棋、オセロ、トランプも同時開催)などの試み。
●「町興し」の方法。
まず行政が関与。
1専門家に委託。
2町内からスタッフを募集。
3調査、テーマ設定。
4リサーチ、企画立案。
5スペース・材料など確保して事業提案。
6実行。
7事後検討、といったところか。
●まだまだ意識して追究しなければならぬことは多い。
利府駅構内の案内地図が極端に古かったり(しらかし台ICまでの高速道路がまだ未通のままだったり)することなどに象徴されるように、実行の姿勢の弱さがあろうと思われる。
今回、意欲的な賛同者のグループによる観光施策に注目していきたい。



■<2006.3.5宮城県利府町の浜まつりに行く。>
■■5日、[利府町]日曜日、快晴。
利府町の浜まつりに行く。
R45は塩竈から渋滞。
10kmほどを1時間50分も要した。
浜まつりに行く人はまだいいが、単に通過する人は耐えられない大渋滞のような気がする。
こういう場所でのイベントは交通対策をどう考えたらいいのだろうか?まぁ小生は無事に駐車場に入れることができて、牡蛎を焼いたり、テント販売、こどもの釣り大会なども行われていた会場内をいろいろ撮影。
ポンカンを1箱と野菜を購入した。
帰途、浜田の魚介販売所、民宿のハーバーハウスかなめに立ち寄る。
宿の名前は沖合のかなめ島から。
突然ながら、ご主人から館内を案内して貰う。
ちょうど釣りに来ていた泉区の栗駒建業の高橋文敏氏らのグループの輪に入り、海草をご相伴にあずかる。
釣り場が海流の流れの変化で北へ移動、金華山周辺は漁獲が著しく減少しているとのこと。
辞去後、道珍坊温泉、沢乙温泉を見学。
道珍坊温泉はいまは湯治客も受け付けていず、日帰りの休憩のみ。
立派な部屋もあり、もったいない。
沢乙温泉はここも一軒宿ながら本格的施設。
男女それぞれ、桧・岩造りの露天風呂もある。
日曜日ということもあり、入浴客でいっぱいだった。
青麻神社の湧水ポイント、県民の森を経て会社に行く。



■<2006.3.5 取材会で宮城蔵王に行く。>
■2006年3月1〜3日、[宮城蔵王取材会]1日、前日まで春のようだったのに仙台は、その日の朝の雪で白い景色に変わっていた。
一の坊の佐々木裕次郎氏と共に東京からの取材班一行を仙台駅で出迎える。
一行はオールウェイズの板倉あつし・加藤岳洋の両氏と日本旅行作家協会会員の中森康友氏の3名。
駅構内の利休にて牛たん定食。
小生は牛タンは食べない主義であるが、付き合いの中で信念は一時預けにするもの主義である。
<主義と信念は違うのか?ismではないのか?>12:30発の「GO!ゴー号」で他の宿泊客とともに遠刈田温泉に向かう。
遠刈田ホテルさんさ亭到着後、地元蔵王町商工観光課小原一人主事、さんさ亭大宮浩社長と打ち合わせ。
まだ明るい中、温泉街の対岸にある宮城蔵王こけし館へ。
遠刈田伝統こけし木地玩具業協同組合佐藤哲郎理事長に案内される。
佐藤氏はデニスポッパーに似ている工人歴60年の好人物。
帰る際、こけしの色紙を戴く。
小生見学は2度目であったが、館内では下駄やこけしを磨いたというその木賊の草を初めて見た。
蔵王チーズ工場の売店を経て、一の坊の系列である温泉山荘だいこんの花へ。
渡辺千尋支配人、佐竹博行営業マネージャーに案内される。
さんさ亭に戻り、夜、温泉街にある美鈴寿司にて夕食。
一行の他、大宮社長、源兵衛の佐藤純一社長、たまや旅館の高橋研一社長、竹泉荘の竹内純専務、それに役場の小原氏を加えて意見交換。
会食後、間もなく無くなるという大衆浴場のセンター浴場に入浴。
熱い浴槽はとびっきり熱く、温い湯も熱いとこの共同浴場は小生が、十年以上も通った愛すべき浴場。
風呂から出るとちょうどデニスポッパー氏も風呂場から出てきた。
う〜む。
宿に戻って、再度入浴。
就寝前、板倉氏の部屋で加藤氏と3人で軽くビールを呑む。
久しぶりにゆっくり眠る。
2日、蔵王連峰がほどほどに見える天候の中、エコーラインを上り、みやぎ蔵王すみかわスノーパークへ。
片瀬泰之営業マネージャーキー場と打ち合わせ。
雪上車で蔵王の尾根を目指す。
10日に一度あるくらいの運のよさという天候状況で蔵王ハイラインの途中まで上がり、樹氷原を歩いた。
完全な形のエビの尻尾が印象的であった。
口に含むと堅くて美味。
帰還後、スキーセンターで片瀬氏と昼食。
その後、迎えに来た大宮社長と峩々温泉へ。
竹内則子女将の案内で館内を見学。
「峩々に暮らして」という本を戴く。
ここで迎えに来た湯主一條の一條達也社長の運転で鎌先温泉へ。
宿では一度日頃の取材協力のお礼を言いたかった一條千賀子女将ともお会いできて嬉しかった。
夕食前に木造4階の建物を探検した。
この歴史ある建物で食事というのも情緒があった。
傷に卓効という薬湯風呂に入浴。
この日は、酒を控えめにして、前日よりさらにゆっくり寝る。
3日、起床後、もうひとつの浴場へ撮影がてら入浴。
朝食後、快晴の下、一條達也社長の案内で、白石市のはたけなか製麺へ。
製麺現場を大浪正治工場長の案内で見学。
この手作り現場と、機械での製造現場はともに観光産業の対象そのもので、すこぶる興味深かった。
見学後、佐藤孝一会長に会う。
元特攻隊という同氏は豪快な人物だった。
白石城に向かい、ミュージアムで立体映像のビデオを見る。
白石城天守閣に登る。
その後、中川章社長のキャラリー喫茶蔵楽にて昼食。
同氏の次男純氏は小社の川村祥之スタッフと同級生。
食事後、その裏にあった商家を改造した白石まちづくり(株)の事務所を見学、市内の武家屋敷を経由して、奇勝地材木岩に行く。
R113を引き返して、白石蔵王駅で東京組と分かれ、小生は仙台へ。
帰仙後車検の愛車を引き取り帰社。
翌日、峩々温泉の竹内則子女将から礼状が来ていた。



■<2006.2.28体験的創作「小僧の神様の反対」。>
■旅先であった。
東北随一の繁華街といわれている仙台の国分町にいた。
カウンター席が6つ、4人席の小上がりがひとつの小さな飲み屋。
店の名前は十分な年齢に達していた女主人にはふさわしくなさそうなおしゃれな西洋種の鳥の名がついていた。
 冬の2月末の日にふさわしいいかにも場末の居酒屋という風情の佇まいに、気まぐれに飛び込んだ店だった。
もちろん一見の店で、友人と2人でカウンターに坐っていたのだった。
 小上がりには役人風情の2人が既に呑んでいた。
お通しが出され、こういう木枯らしの夕暮れにこそふさわしい店かなと思いながら、少し熱めの燗がされた地酒が出されて、友人と静かに呑み始め、3本目を注文した時だった。
 突然、ガラリと表戸が開いて、濃い藍色の毛糸帽を被った少年が店に入ってきた。
何かためらうように女主人に目を向けた。
少年は声を出そうと躊躇していると、女主人が「何だい?何の用事だい」と詰問するように少年尋ねた。
 少年はその語調にたじろいでなお萎縮した。
それでも明らかに遠慮がちに「あのぅ、新聞代を」とつぶやくように女主人に言った。
「あぁ、うちは新聞もうとっているよ」。
少年は「だからそのぅ、その新聞代を‥‥」というのだが、どうも食い違いがあるようで、お互いに要領を得ず、少年の方はじっと押し黙ったままに佇んでいた。
 その時、小上がりにいた客が「こんな時間にくるんぢゃないよ、まったく」と少年に言った。
 少年は「あの、だから昼は店がしまっていて、‥‥それで‥‥」とその客にいうともなく呟きながら店の戸の方に後ずさりした。
 ようやく気付いたのか女主人が「うちはK新報だよ。
裏の店じゃないのかぃ」の言葉に、少年ももしかしてそうであるかも知れないと思って「すみません、すみません」といいながら出ていった。
 実際、その少年の集金先の間違いらしかったが、一部始終をみていた私と友人は目を見合わせ、まだ酒や料理が残っているカウンターを軽く叩いて同時にスクッと立ち上がり「勘定!」といった。
 女主人の客商売をする愛想のよさをいかにも持ち合わせていなさそうな新聞集金人の少年に対する態度や、なじみかもしれない客の余計なお世話ともいうべき言葉に腹立たしかったのだ。
夕方に集金に来るしかなかった事情のあろうことや、 この寒空に集金をしている少年に同情せざるを得なかったのである。
呑んでいる大人が「ご苦労さん」の一言も掛けてやれないものか、この仙台人ッ!  少し驚いた風の女主人を残して、外にでた私は「まるで大正時代だね」といいながら、友人と別の店の暖簾をくぐったのだった。
(2006.2.28)



■<2006.2.28宮城県名取市にある熊野堂温泉にて‥‥。>
■●2006年2月25日、ほぼ1ヶ月ぶりに名取市の熊野堂温泉に行く。
1時間ほど入っていた。
ここには個室的浴槽があり、小生も好みなのだが、この浴室にそれなりの年齢の御人が長い間入ったままになっていた。
あまりに長いので<沈んでいるんぢゃあないのか?>と思っていると、のっそり出てきて、飲み残しの500ccペットボトルを窓際の縁において出ていった。
まぁしかし分別もあろういい年歳の大人が、ペットボトルを平気で捨てて行きやがったものだわい、飲み終われば自分で片づけるくらいのことはできないもんかね、と呆れ果てた。
個室的浴槽を独占使用して平気な奴だから、まぁやりかねないことではあるが。
それで、次に小生がすかさずその浴室の独占体制に入ったわけだが、ずっと以前には窓部分の緑藻(苔?)をきれいにしたのだった。
その日は、ドア部分の藻をツメで落とし始めた。
少ししてなかなか作業がはかどらないので、先ほどのペットボトルの蓋が使えるだろうと思い、ガラスに当ててみるとこれはとても効率的であった。
う〜む、人が為したことがすべて悪いことばかりとはいえんか。
思うに、長い間、この明らかな緑藻が付着していて不潔そうにみえても、入浴客はおろか、宿の人もこれに気付かないところをみると、もしかしてこれは掃除してはいけない、宿の温泉としての勲章的なものだったのかと考えながら湯船に身を沈めていた。
‥‥。
いかん、これでは小生も独占者になってしまうと思い、ザバッと出た。
向かいの、いつもぬるめの浴槽は、最近完全な水風呂になっていて、一方隣の瓢箪型をした大浴槽は相変わらず熱くて入れない。
もし、浴場にひとりだけだったら、この水風呂と、熱湯風呂を2 つとも丁度いい湯加減に変えてやるところなんだけど、生憎この日は土曜日の夕刻ということもあり、珍しく数人が入浴中。
このもくろみは次の楽しみにとっておいて、暮れなずむ名取川河畔の一軒宿を後にしたのであった。
ところで熊野堂温泉の脱衣場にある体重計はどうも操作が難しく、苦戦したがとうとう最後まで体重が量れなかった。
最近、減量が功を奏していて、サスペンダーなしではズボン(こんな言葉あったか?)が危ない感じなので、ちょっと楽しみにしていたのだが残念だった。
熊野堂温泉は入浴料500円。
入浴客が少ないのでゆっくり入れるから、まぁ適当な価格だと思う。
入浴の時に寄越す券を10枚集めると、1回無料とのことだけど、某国のドラマ「チャングムの誓い」くらいの気の長い話ではある。
いっそ、50円の価値の券を、30円の金券として使える牛乳割引券にすればよほど有効であろう。
長湯をした人は飲んでいくかも知れぬ。
30円の割引は牛乳の仕入れから考えて、そのまま帰ってしまう人に売れると勘定して損をしないと思うのだが、どうだ?



■<2006.2.27翻訳作業発注時の考え方について。>
■●翻訳は単に言葉を他の国の言語に置き換えるということでは駄目な場合があります。
先頃、秋田空港で話題になった土産店でのことはご存じでしょう。
彼らは安易にも自動翻訳ソフトを使用して、土産物売場の「爪切り」を「詰め切り」と間違えて、誰にも検証することなく、そのまま商品ラベルに書き込み、韓国人観光客から指摘されて、書き替えたというちょっとおそまつなことがありました。
これは単純な例です。
インターネットで邦文を英文表示にしたとき、おおよその意味はわかりますが、正確な文章では綴られていません。
自動翻訳には限界があり、正確なものを求めるならやはり人間ということになるでしょうか。
つまり、生きた人間が、自国と相手国の文化・歴史、そして翻訳する分野の専門知識を理解していないと、正しく翻訳ができません。
●一般的にいえることですが、その国の言葉を喋ることができる人が、誰もがその国の文章・書き言葉で、うまく表現できるとは限りません。
例えば、米国に行った日本の若い女性(とは限りませんが、例えば)が、日本語が喋ることができ、多少の英語も喋れ、英文を理解できるということで、日本語への翻訳を頼まれた場合に、文化や歴史、それに経済学・化学・医学・地理学などの科学的知識や、充分な語彙力を持っていないために、その英文を正しい日本語の文章にすることができないには当然です。
もちろん内容にもよりますが、あまり日本と米国の、それぞれの歴史・地理・文化などを知らない、あるいは十分に勉強していないと、正しい翻訳をすることはできません。
同様に日本に来ている外国人が全て、翻訳に向いているかどうかも疑問があります。
その人の階層、文化レベル、学歴によっても違いが出てきます。
基本的には、その国の文化を知らないでは正しい置き換えはできないのです。
翻訳は、「正確な内容が、相手に確実に伝わるように、しかも美しく」といわれています。
1、単語が正しい、文法が正しい。
2、文化・歴史をふまえている。
3、自国人が読んでもおかしくない、ということを検証する必要があります。
欧米人で自国の単語を正しいスペリングで綴れないことはありふれたことです。
日本人で漢字を正しく書けない、正しい言葉の意味を知らない現代の日本の若者と同様です。
この中では特に、3のネイティブチェックといわれていることが翻訳作業では重要になります。
その国の人が読んで可笑しくない、意味が通じる翻訳が求められています。
●ところで、翻訳の仕事は、いくらでもレベルが設定できます。
(日本語の場合も同様ですが)高いレベルにはそれにみあう翻訳者、低いレベルにはそれなりの翻訳者で十分ということになります。
いつも最高の翻訳を必要とするのではありません。
それで、付け加える「ちょっと訳してみて」というような、「ある翻訳物に対してそれに見合う「時間を与えない」かつ「報酬を軽くみる」というのは傾向は改めたいものです。
「翻訳をする」ということは、自国での種々の分野での勉強をした上で、相手の国の言葉の他に、文化・歴史などを何年、あるいは十何年、費用をかけて学んだ努力の上に成り立っているのです。
それに対する正当な評価・報酬を与える必要があります。
極端な例をあげれば、芸術作品、たとえば絵画作品を80万円、と作者自身が値をつけた時に、安易に50万円に値切るということはしないでしょう。
同じように、翻訳も「値切る」というのは、あまりふさわしくない行為です。
また、翻訳を3時間で終えた場合、では時間給1000円で、ちょっと色をつけて1200円にして、3600円お払いしますというのも、いかがなものでしょう。
彼が3時間で速く、正確に訳せたのには、何年あるいは何十年もの積み重ねがあるからです。
これは通訳の仕事にもいえることです。
●なお、Aの人が翻訳した物をBの人が見た場合、必ず「私ならこう訳す」という部分が出るものです。
日本語の文章でさえ、「私ならこう書きたい」ということで表現をを変えることがあるでしょう。
カメラマンであれば別のカメラマンの撮影した写真を見た時、「俺ならもう少し右から撮るんがなぁ」と主張すると同じように、仕方のないことです。
そこで、ある人に頼んだら(もちろん、先に述べたように翻訳にふさわしい人であることが前提ですが)すべてその人の範囲内で仕事を終えることが重要です。
別の人には決して見せないで、その仕事はその中でやりきってしまうこと。
もちろんそのことは危険を伴うものです。
仲介者は、客の信頼をかちとるために、優秀な翻訳者を確保することが課題になります。



■<2006.2.25温泉の足湯・入浴手形・日帰り入浴について。>
■●日本の南の方の温泉地で行なっていたから、温泉地における「足湯」が有効かもしれないと思っていた。
知り合いの福島県D温泉の旅館主人に提案したら、あまり乗り気ではなかった。
今では、そのD温泉も含めて、東北地方の温泉地の各地であるようになった。
かつて、日帰り入浴が傾向になった時にも東北各地の宿に提案したが、その時も旅館主はほとんど関心を示さなかった。
それも、いまでは客を奪い合うように普通のことになっている。
進取性が弱かったり、肩書きのない人の意見は軽視する傾向がこの東北にはある。
さて、足湯だが管理費、管理の手間を除けば、設置費用はそれほどかからないだろう。
十和田湖温泉郷の奥入瀬渓流温泉ホテルにあるのは立派。
当初露天だったが、日差しが強いという利用者の意見に対して即座に対応して、屋根を掛けた。
その際、情緒のある茅葺きにするところが古牧温泉らしい。
周囲は木立があり、ホテル建物と茶屋の間に位置する。
ここにはテーブルが造られていて、茶屋からは呼び鈴で 飲み物の有料注文を受けて運んでくれる。
夏油温泉にもある。
共同浴場巡りに階段途中にあるが、斜面に向いている。
渓流を眺めるように設置すると、環境の良さも相俟って喜ばれると思う。
これに対して、銀山温泉・小野川温泉は安易過ぎるだろうと思われる。
玄武温泉は有料というのが気に掛かる。
鳴子温泉はおざなり、かみのやま温泉は景色はいいが造ってみたという感じ。
湯野浜温泉はさらに適当。
街中にあって便利だが、流行を取り入れる場合は、その精神も学ばねばならないとだめだといういい例である。
気持ち・思い入れが入っていない気がする。
ただ造ればいいというものでもない。
場所が無かったこともあろうが、湯野浜温泉だったら海をみせることが重要に思われる。
事情があっても頑張って、将来のことを考えてもらいたい。
じっと温泉に入っているのだから、座った位置から、海・川など動きのあるものがそこにあるといいのだ。
同じ川原を利用する形態でも、せめて兵庫県の湯村温泉くらいの情緒が欲しい。
隣の島根県玉造温泉の同じような河畔のロケーションと比べると、それがよくわかる。
自然環境に恵まれていなければ、その他の手を考えねばなるまい。
いずれ気軽に利用できる足湯は昨今のブームだ。
浴槽の底は小石を配してツボのマッサージ状態にするのもいい。
女性はストッキングのままでも大丈夫。
冬でも利用可能にしたい。
手持ちぶさたなので、飲食を希望する人も多いので、奥入瀬渓流温泉ホテルのようにその注文を受けるシステムを造ってもらいたい。
季節によってはラーメンや、スイカなど、その地の名物を食うのももいい。
●同じように温泉入浴手形だが、これも雨後の筍のように各地に広がった。
当初、渋々だった宿もその需要があるとみるや、今度はそのシステムに参加する宿を増やさないでくれといった動きのあった宮城県N温泉。
確かに当初から参加したリスクは認めるが、拡大するななどとは言語道断!利用者のことを考えろといいたい。
しかも、そのN温泉の一部では、シール1 枚あたり200円で、現金300円で入れる風呂にシールを2枚要求している。
言語道断!火付け役といわれた熊本県黒川温泉では、あまりにも入浴客が増えて、この入浴手形は止めたらしい。
ところで、東北地方では、秋田県乳頭温泉郷では黒川温泉より遙か前に、しかももっと良心的に入浴手形をやっていた。
(最近1000円から1500円になったが)また山形県白布温泉では3枚綴り1000円で販売しているが、これを商店街の買い物でも利用できるようにしたという。
う〜ん、良心的。
さすが東北!この入浴手形はまだ何か延びていく企画がありそうな気がする。
例えば、黒川温泉の入浴手形と比べてはいけないかもしれないが、宮城県鳴子温泉のようにこけし工人の手描きによるこけしの絵柄コースーターなどは素晴らしいアイデアといえる。
地域の伝統産業を飛躍的に延ばしているいい例であると思う。



■<2006.2.25雑誌者の立場から観光宿泊施設人へ。>
■●情報誌をやっていて、疑問に思うことがある。
雑誌の巻末プレゼントの依頼を施設にした時、宿泊施設もそのようであるが、遊戯施設に入場招待券を依頼しても、「見合わせる」と返答してくる施設側の判断のことである。
もちろん、その情報誌には当該施設は掲載している。
「プレゼント提供で本文の注目率が高くなるであろうと思われます」や「今回はお見合わせになっても結構です」などの文言を入れているが、それにしても、わずか10枚の招待券を断るという広報方針が分からない。
逆に、「今年も情報誌が出されると思います。
招待券を準備していますので、ご検討下さい」くらいのことをその時期に言い出してもいいのではないか。
さらに本文中に施設掲載していなくても提供するくらいの気持ちがないものだろうか? このことは決して情報誌側の勝手、傲慢さではなかろうと思う。
確かに一部のマスコミには「掲載してやっている」という態度のところもある。
しかし、小社での社内の戒めは「情報を掲載させて貰っていることで、我々は食べさせて貰っている。
そのことを忘れるな」と常に新人にも、中堅にも言っている。
時々、接待的で、お土産つきで、過分な招待取材旅行などを経験すると、自分が偉くなったのだと勘違いし、天狗になってもどってくる奴もいるものである。
持ちつ、持たれつという言葉は適切ではないかもしれないが、そういう感じでお互いが協力して、読者にいい情報を提供できればいいと思うのだ。
で、最初の話に戻ると、お願いしてでも、入場券、宿泊券などは提供するのがいいだろうと考える。
むしろ、「それで掲載して戴けるならば」という姿勢があってもいいだろう。
経営がうまくいっている、客足が減っていない施設はこの申し出に迷うことなく応じている傾向がある。
一時が万事かもしれぬ。
どこかの施設の営業部長!反論するか、あるいは理由を教えてくれ! ●これに関連して、雑誌社の立場からすると、近郊のタウン誌を初め、中央の旅行雑誌社たとえば「旅の手帖」「旅行読売」などに対して「取材招待」を毎年に何社かに対して実施することが有効だと思われる。
取材に来てもらい、風呂に入り、料理を食べ、夜廊下を歩き、蒲団に眠り、朝目覚め、送り出されるという中で、取材者の記憶に残れば、そしてその時撮影したフィルム<あるいはデジタルデータ>が雑誌社の社内ストックとしてあれば、すぐにでなくても、何かの機会に掲載をすることになるかもしれない。
招待をしても、人を動かすことそのものに経費がかかるため、かならずしもすべての社がその招待に応じるかどうかはわからないが。
来てくれればむしろ感謝という風に考えるべきだと思う。
最近の傾向は、ある業界人によると、「(行政側などから)招待旅行を仕立てないと取材の申し込みがほとんど無いとか。
今や多くの記者クラブ会員は、報道・掲載の確約の無い接待される大名旅行なら良し、遠方なのにバスでは疲れるからダメだとか、大部屋に幹部を大人数で泊めるのはけしからんとか、目に余る状態なのです。
日帰りで少しきつい取材などほとんど参加者が無いのが現状です」ということもあるらしい。
これらの態度も言語道断だが、現実はこうなのだ。
しかし「真摯な態度で恩義に報いる活動をして行くこと」を考えている真面目な業界人が存在するのもまた事実であるのだ。
さて、招待の話に戻る。
温泉組合があるなら、全ての加盟旅館の宿泊券を一気に送ってやる。
好きな宿に泊まって貰って、他は読者プレゼントに回すとかするくらいの気持ちが欲しい。
招待は、宿の暇な時にして、当日は2名であろうと1つの部屋でなく、それぞれの部屋を用意しよう。
彼らにとって気持ちが安まる出張になる。
<上記の業界人の話があるからではないが「お部屋を2室用意してます」などと事前にはいわず、到着時にそれぞれに部屋のキーを手渡した方が効果的。
しかし「効果的」と言ったって根底にあるのは、あくまで気に入られる技術ではなく「迎える気持ち」である。
そんな「技術」では、絶対にボロが出る。
例えば、高い料金の立派な部屋のトイレのスリッパが驚くべき安っぽいものだったりとか>。
翌日、彼らが、どこに取材に行こうと構わない。
その際、「いつ載せてくれるの?どんな大きさで載るの?」などと質問するのはやめよう。
そんなせこい気持ちなら、むしろやらない方がいい。
(そんな招待先の行政団体が実際にある)掲載内容や時期は相手にまかせればいい。
それより彼らの印象に残るいい施設造り、いい企画作成に気を遣いたい。
招待した雑誌社が酷い奴らならば、次回から断ればいいのだから。
もちろん事前に周辺の情報を提供していて、要望があれば、その情報収集に協力をすることも有効である。
荷物になるので土産はいらん! 以上のようことは、いまはもう遅すぎる気がするが、なぜほとんどの宿が実行しないのだろう。
どこかの支配人、反論するか、理由を教えてくれ!



■<2006.2.23果樹園あるいは観光果樹園のこと。>
■●果樹園農家はつらいことがたくさんあるだろう。
後継者不足という大きなこともあるし、毎年、枝の剪定、受粉などの作業の他、病虫害の発生、雪害の心配もある。
豊作による値崩れは最近の保存技術の向上でまだ救われるとしても、収穫期の颱風による落下が最もつらいに違いない。
小生、颱風の進路が東北地方を向いた時は、青森津軽地方の心配をする。
山形県村山地方、秋田県の南部、岩手県大船渡あたりもリンゴはあるが、大被害を受けるのは、決まって津軽弘前地方である。
落下なんぞすると青森県民の経済活動が低下することで、いつも大きな心配事になる。
●その果樹園はどのような課題があるであろうか?果樹園農家は現在でも、観光果樹園への道を開拓しようとしているのだろうか。
また、現在、既に観光果樹園をしている農園は今後、どのような課題があるだろう。
観光果樹園をしてもいいが、来園するのはいい人たちばかりではない。
来年の芽を無知ということもあるが平気で潰す奴もいようが、多くは良心的に楽しもうとしているのだと信じて、体験観光を模索して貰いたい。
●体験観光に訪れる人たちの気持ちであるが、現地で食べるのだから、美味しいものを安くと思っている。
果樹園で販売される果物の価格は多くの場合法外に高い。
これはなぜか?大いに疑問である。
これを改善して貰いたい。
卸や流通に多大なマージンを支払っているとすると、現地に来たのだから高くても買うだろうと思っているのだろうか? ●また、観光客は果物狩りだけで無く、その他のグルメ、遊びもと当然考えている。
であるなら、果物狩りを1日の遊びの一部として、他の観光要素を組み合わせたモデルを考えて貰いたい。
これはむしろ観光行政の課題である。
逆にまた、そのシーズンにドライブする人にちょっと果物狩りにも立ち寄ってもらう工夫をして戴きたい。
●この度、ある仕事で、春の行事に山形県のある町に来る人に、「サクランボ狩りのシーズンに食べ放題の後、50粒のサクランボ持ち帰り券」を無料で配布したらどうだという提案をした。
ところが、言下に「ダメ!」と来た。
20粒1000円の物を50粒も出せないという。
まず、20粒1000円という疑わしい価格設定もさることながら、この提案を検討して、では20粒か10粒ならとか、その他の建設的な検討はできなかったものか。
「問題にならん」という返答に少々あきれ果てた。
どういう事情がある?誰か農園主、意見をくれ!黙っていても観光客が列をなして、山形自動車道を渋滞までさせて、押すな押すなとやってくると信じているのであろうか。
それとも、自分の果樹園はどこの果樹園よりも優先的に人が選んでやってくるとでもいうのか。
全く、「現地の果物の高さ」と同じように、客のことを考えているのかといいたい。
誰か、反論をくれ。
小生は、毎年のサクランボ狩りをすでに数年前に福島市にシフトした。
●春〜夏の、収穫時期以前にその町で行われる大きな行事のたびに、観光農園の存在を知らせるようにして貰いたい。
これは行政がリーフレットを配るか、果樹園が作成したものを行事関係者が配布するとかする方法である。
しかし収穫期に来園して貰うためには、単なる案内チラシだけでは駄目である。
収穫時期は、一度に多くの果物が実る。
また、流通には出せないようないびつな形の収穫物がでるはずである。
宮城県利府町で、春にカキ祭りを開催している。
それで、関係部署の人に夏〜秋のナシの季節に、「ユニークスタイルのナシ進呈」という券を発行できないかと提案した。
ユニークスタイルとは味は同じでも格好が少し悪くて商品価値があまりない形のナシのことである。
このナシをそのシーズンに街道で販売するナシ店に立ち寄ってナシと引き換えるというものである。
まぁ一部には1個のナシを引き換えるだけの人もいるだろうが、多くは少しなりともナシを購入して行くだろう。
もちろん、購入してくれた人に、期待以上の数個のナシを差し上げると、その店あるいは利府町の印象がよくなりはすまいか。
それに、春この「ナシ引換券」を、捨てるのにしのびなく、台所の伝言板に5ヶ月貼り続け、頭に利府町(ナシで有名なのだ)のことをインプットし続けるという多大なる宣伝効果を考えると、ナシ1個のことなどむしろどうでもいいことではなかろうか。
担当者は「やってみる」という。
成果を見守りたい。
●利府町では126戸の果樹農家がある。
シーズンにナシを直売する農家や、果樹園狩りの農家もあるというが、多くは宅配便で全国各地に発送するという。
ほとんどのナシがそれで消費されるらしい。
では、ぜひ町の案内宣伝物をその中に入れて貰いたい。
さらに、その中には、自分の果樹園の収穫シーズンに、「自分でもいだナシ味わいお楽しみファミリー券」を入れてもらいたい。
有効は当年と翼年の収穫シーズンがいいかもしれない。
これが利府町に、仙台市に、宮城県に、東北地方に来る動機になればいい。
●なお、ナシは「水分を含んでいて、声がれにいい、体の熱をとるためにいいので暑気あたりにいい。
ナシは肺を潤し痰を取り除く風邪の妙薬。
ナシとレンコンのミックスジュースは咳・痰・二日酔いにいい。
ナシの中にあるザラザラした石細胞は便通がよくなる。
ナシはタンパク質の消化を助ける、だから肉・魚料理にいい」などのこともぜひ宣伝してもらいたい。
●こういう風なことダメでしょうか?誰か、事前プレゼント券、我が町に別の季節にも来て頂戴計画を実行してみてくれ。
これに対して、山形県在住の「きゃふん*」さんのコメント。
「産地なのに法外な値段に関する件。
ごくごく一部のサクランボ生産者に聞いた話ですが、産直やネット販売ではもっと良心的な価格で売ってもいいと思っているのだが、自分だけあまり安くすると、消費者に警戒されるので、横並びの価格設定にするしかないとか…。
たいていの生産者は団体に属していて、各地の主要青果市場と取引しているので、そこでの価格を基準にしてしまうのではないでしょうか。
とにかく、結束が固い団体のようですから、直販価格に関しても足並み揃えるのが暗黙の了解のようになっているのでは? 個人的に夢があると思うのは、果物の木のオーナー制度です。
主な世話はプロに任せても、自分の木となれば、収穫までには何回か様子を見に来たくなるのが心情でしょう。
せっかく来たなら木だけ見て帰るはずもなく、この辺りなら温泉とかグルメなど結構な観光になるのでは? とにかく、果樹園は収穫期だけでなく、刻々と感動的な風景を作りだしますから、目でも楽しめると思います。
果物の産地に居ながら生産販売に全く関わってない身ですが、目で味わうには不自由しませんでした。
ただ、最近は、ひとさまの果樹園を気軽に見てられない(盗人と間違われそう)世の中になってしまったようで・・・(;.;)」



■<2006.2.21東北のラーメンと、話題性ラーメンのこと。>
■麺が好きな人が多い。
小生もそうである。
先に、麺類については、美味しいうどん、そば、冷たい肉そば、冷やかけそば、沖縄そば、とりもつラーメンなどについて述べた。
さて、ラーメンである。
東北地方で美味しいラーメンといえば、能代市の十八番の塩・みそ・醤油味すべて、仙台市南小泉寿楽のポーサイメン、これはなくなったが仙台市平成町の支那八の塩ラーメン、宮城県川崎町渓流ラーメンのみそラーメンが上位に入りそうだが、いかが? 変わっているといえば、鰺ヶ沢町のなおじろうのチャンポン、そして秋田市のめしやのチャンポン、それに仙台市の寿楽の麺の中に菠薐草が練り込まれているポーサイメンも変わっているといえばいえる。
あと、まだ食べたことがないが福島県相馬市の中国菜館丸富の相馬カニラーメンは1150円で、蟹がまるごとではないが殻付きで入っている。
●ところで、新潟の寺泊に海のアメヤ横丁、通称海のアメ横がある。
そこでは「カニラーメン」を出している。
小さいものでなく、ほどほどの大きさのズワイ蟹がまるごと一匹ドンと載っている。
それが2000年当時750円。
ズワイ蟹が入手できる卸の有利な立場もあって、当時のラーメンの値段を考えても十分に安さを感じさせる。
ラーメンの他、蟹も味わえて、これはこれで面白い。
最初、1軒が始めて、その後何軒かに広まったそうだ。
しかし、載せているだけというのだから、もう一ひねり欲しい。
で、考えたのが、その日揚がった魚介で、安く入手できる素材を仕入れて、それで籤を作り、籤箱に入れ、客に引かせる。
蟹、中型蟹2匹、クルマエビ1〜3匹、たまにはイワシなどもあってもいい。
仕入れた素材と数だけの籤を作るから、その素材が無くなったということはないし、それ以上の仕入れはいらないので合理的。
客にとっては、その日何が食べられるか分からないという期待感、意外性が楽しいのではなかろうか。
遊び心である。
その日の仕入れ値という感覚は一般庶民には実感としてはわからない。
もちろん、ラーメンは美味しいものでなければならないが。
手間がかかるが。
重要なのは話題になること、話題にすることである。
誰かやらんかな。



■<2006.2.15■旅の中での出会いについて。>
■旅先での出会いは。
心に残るものである。
小生は出かけ先では、現地の人と、また初めての人とも、積極的に話をすることにしている。
露天風呂に入浴する際、今まで数人が無言で入っていた時、小生が湯船に浸かり、すかさず、話しかけると、他の人も、我々2人の会話に加わってくる、ということはよくあることである。
皆、旅の中で話をしたいと思っているはずなのである。
ヒッチハイクというのは最近は少なくなったが、小生、出遇った際は、積極的に応じるようにしている。
彼らにとって、とても嬉しいだろうから。
こちらに邪心などなく、自然に普通の態度であれば、警戒心は持たれないものなのだ。
また、郵便切手を平泉の中尊寺境内なんぞで出張販売していると、いずれ会社で必要な切手はそこでシート単位で購入してあげるのも、販売員にはとても嬉しいことに違いない。
そんなこんなで、これまであった一期一会的な出来事を紹介する。
●青森市の棟方志功記念館で開館前に待っていた女性。
開館して、一緒に朝一番で見学した。
聞けば、午後に五所川原で始まる会に出ればいいという。
それで青森県立郷土館に取材に行く予定だったので、誘った。
たまたま取材の受付が建物後ろだったので、彼女とそこで手続きをして、入館。
小生にとっては普通のことだが、彼女にとってはとても珍しいことだったようだ。
見学後、青森駅に送っていった。
後日、静岡在住ということもあろう、礼状とともに新茶が送られてきた。
●米沢十湯の滑川温泉を取材した後、峠駅への一本道を走って行くと、ひとりの初老の男性が、下っていたので、声をかけると、案の定、峠駅で列車に乗るという。
同乗させて話を聞くと、滑川温泉によく手伝いに来ている人だとのこと。
冬期の苦労なども聞いた。
自宅は上山でそこに帰るのだという。
それではと、米沢を過ぎ、国道13号線から少し入った自宅まで送っていった。
普通の農家だった。
茶を戴いた。
また、滑川温泉辺りの道では、別の時期に、最奥の姥湯温泉に行く途中、都会風の服装をした白髪の紳士が歩いているのを見た。
この先は、姥湯しかないので、同乗の声を掛けたら、森林浴を楽しみながら歩いて行くのだという。
けれど、彼からは大いに感謝された。
こういうことで、<東北っていいところだ>というような印象が残れば嬉しいと思った。
●八戸から三沢への途中、下田町の気比神社をバス停そばの広い駐車場に車を止め、撮影して、車に戻ると、たまたまバスを待っていた老女がいたので、「ふ〜ん、バスを待ってるのかぁ〜」と独り言をいいながら、運行表を除くと、次のバスまで1時間以上ある。
それで余計なお世話ながら、「三沢に行くなら乗ってく?」というと、ほとんど返事もせずに助手席に座った。
彼女を乗せ、行く先という三沢市民病院へ。
なんせ、車中で、お婆さんはせめてものお礼らしき昼食のお握りのひとつを差し出した。
小生こういう場合、作った人が想像されるお握りは貰ってもすぐゴミ箱行きなのだが、このお握りは何となく食べる気になり、しばらく走っていて空腹のせいもあり、口にした。
味噌が表面に塗られていて、中にタクアンが入っていたそのお握りに、名も知らぬ老女の生活を見た思いがした。
そして何よりも、限られた人のお握りしか口にできなかった自分が、彼女の作ったお握りを食べることができたのが嬉しかった。
●その他、岩手県石鳥谷付近で、道を訊いたら、「自分は近所だから、そこを教えるから乗せて行け」という婦人もいたし、鶴岡駅の観光案内所で話をしていると、街中の食事処のことを尋ねてきた婦人3名がいて、自分も用を済ませ、ちょうどそちら方面に行く予定だったので、「乗ってく?」と訊いたら二つ返事で乗り込んできて、車内で自分たちはどういう旅行をしているなんぞを話し始めたりしたこともある。
また、秋保温泉近くの産直所で、野菜を購入していたら、2人の婦人がハイキングをしていて、その内の1人が気分が悪くなったので、「仙台市内の家に戻りたいから、タクシーを呼んでくれ」と店の人に頼んでいたので、この時も「仙台方面なら乗って行きます?」と言うと、そうしたいということで同乗させ、車内でいろいろ話をした。
市街地に入ったら、お礼だと2000円を小生に差し出す。
辞退したが、「いやいや、気持ちだから」というので受取り、「え〜、何かお礼は、お礼は」と車内を見回すが、その時には、何も渡すことができなかった。
小生のその所作が彼女らを愉快にさせたらしく、好意的に笑われた。
そして、「気分が良くなったので仙台駅前で買い物をしていきたいので、駅前で降ろしてくれ」ということで、ガッテンと、駅前まで送ったということもあった。
●ある年の秋、妻を伴って下北半島を走った時、畑で老夫婦が作業をしているところを走り、少し日和の話しなどしていると、出発の際、「この食用菊を持ってけ」と、車内を黄色い花で一杯にされた。
自社のガイド誌と買っていた菓子を一袋お礼に置いていった。
その旅行中、ずっと、菊の香りに包まれたドライブも印象的なものになった。
●以上のような、出会いは、貴重かもしれず、地元の人の思いがけない話も聞くことができて、旅行が「旅」になることやもしれず、これからも、その姿勢を持ち続けたいと思っているのである。



■<2006.2.13ジャガイモはダイエットに良い?>
■「食べものはくすり」という本(橋本紀代子著:薬剤師・あん摩マッサージ指圧師、本の泉社2005、\1500)で書かれている、ある食物は何にいいかというのをまとめた。
●野菜 アズキ=むくみ・利尿・便通・痔疾・美肌・母乳 アスパラガス=スタミナ・利尿・便通・味覚障害 ウド=風邪・神経痛・リウマチ・頭痛 カブ=消化・癌・鼻血・喉 カボチャ=滋養・癌・前立腺肥大 キャベツ=潰瘍・癌・便秘・風邪・疲労回復・歯周病・神経・痛風予防 キュウリ=利尿・むくみ・腎臓病・高血圧症・喉・歯槽膿漏・痛風 ゴボウ=癌・便通・解毒・利尿・発汗・精力増強 ゴマ=滋養・白髪・骨・母乳 コマツナ=歯周病・癌・貧血・骨 サツマイモ=便秘・滋養・利尿 サトイモ=腎臓・消化・内臓炎症・湿布 サンショウ=胃腸・胸焼け・腹部膨満感・生理痛・ものもらい・しもやけ シイタケ=骨粗鬆症・動脈硬化・高血圧・狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・癌・風邪・消化不良・嘔吐 シソ=魚介類の食中毒・不眠症・風邪・高血圧・心臓病・利尿・入浴剤・腹痛・下痢・アトピー ジャガイモ=ダイエット・利尿・滋養・潰瘍・打ち身 シュンギク=胃腸全般・便通・目・貧血・風邪 ショウガ=嘔吐・下痢・車酔い・関節リウマチ・心筋梗塞・脳梗塞・風邪・下半身・肺病・気管支炎 セリ=動脈硬化・高血圧・利尿・血の道・貧血・肩凝り・肝臓 セロリ=高血圧・強壮・血の道・便秘・痔疾・健胃剤 ダイコン=消化・肝臓・胆嚢・滋養・水毒 ダイズ=認知症・耳鳴り・リウマチ・解毒・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・癌・胃潰瘍・老化防止・放射能除去 タマネギ=滋養・糖尿病・動脈硬化・不眠症・かすみ目・利尿・喘息 ツルムラサキ=胃炎・便秘・高血圧・利尿 トウガラシ=体脂肪分解・しもやけ トウモロコシ=癌・糖尿病・滋養(ヒゲ=利尿・膀胱炎・尿道炎) トマト=胃腸・高血圧・眼底出血・肝臓・美肌・癌・動脈硬化脳細胞活性化 ナス=口腔全般・動脈硬化・のぼせ・しもやけ・疣取り・黄疸・肝炎 ニラ=冷え症・夜尿症・寝汗・強精剤・貧血・胃腸 ニンジン=癌・肌荒れ・夜盲症・寄生虫・整腸・降圧 ニンニク=疲労回復・癌 ・食中道・高血圧(外用=下痢・鼻血) ネギ=精神安定・風邪・発汗・解熱・健胃・解毒 ハクサイ=胃腸・二日酔い パセリ=貧血・冷え症・風邪・血液浄化 ピーマン=夏バテ防止・利尿・腎臓・便秘・腸内ガス・血管老化防止 ブロッコリー=美肌・血管強化・癌 ホウレンソウ=貧血・老化防止・便秘 ミツバ=神経鎮静・利尿・高血圧症・風邪 ミョウガ=解熱・解毒・生理不順・不眠症 モロヘイヤ=降圧・癌・糖尿病・貧血・胃腸病・便秘・肥満防止・骨粗鬆症 ヤマイモ=消化・滋養・糖尿病 ユリ根=精神安定・強壮・癌・膠原病・肺病・気管支炎 レタス=精神安定・老化防止 レンコン=痔疾・肺病・潰瘍・下痢・腸炎・食中毒・赤痢・強壮・高血圧・利尿・鎮静効果 ●果物 イチゴ=ストレス・滋養 イチジク=痔疾・胃腸(外用=疣・水虫) ウメ=腹痛・下痢・食中毒・疲労回復・便秘・風邪・冷え症・リウマチ・神経痛・消化・殺菌・癌 カキ=二日酔い・利尿・しゃっくり・嘔吐・夜尿症・(葉=糖尿病・ダイエット・アトピー・尿) キウイフルーツ=癌 ザクロ=更年期障害(皮=下痢・脱肛・寝汗・潰瘍・咳止め・口内炎・扁桃腺炎) スイカ=利尿・むくみ・尿道炎・膀胱炎・痰切り(皮=コレステロール減少・血管拡張・腰痛、種子=強壮・降圧・止血) ナシ=喉・咳・痰・二日酔い・便秘 ナツメ=精神安定・強壮・花粉症・胃腸・口内炎・肝臓・止血 ビワ=咳・痰・疲労回復(葉=咳・痰・胃腸・嘔吐・下痢・利尿・むくみ・アセモ・湿疹・痔疾・虫さされ・その他、種子=咳・痰、花=頭痛・風邪) ブドウ=疲労回復・食欲増進・胃弱・胃下垂・心臓病・利尿・降圧(干しぶどう=貧血・癌) ミカン=美肌・利尿・二日酔い・食あたり防止・癌・動脈硬化・食欲増進・疲労回復(皮=風邪) モモ=体力回復・血行促進・咳・寝汗(葉=アセモ・湿疹・カブレ・おでき・脱肛・咳、種子=血の道・便秘・咳) ユズ=風邪・肝臓・糖尿病・膝関節痛・痛み止め・疲労回復・低血圧症 リンゴ=下痢・便秘・高血圧・脳卒中 ●その他 コンブ=癌・便秘・動脈硬化 ワカメ=癌・動脈硬化・便秘 ノリ=潰瘍・前立腺肥大症・高血圧症・リウマチ ドクダミ=アトピー・高血圧症・脳出血防止・狭心症・風邪予防・便秘・むくみ・痔疾・ニキビ ゲンノショウコ=便秘・整腸・神経痛・リウマチ タンポポ=利尿・肝臓・胆石・黄疸・消化不良・便秘・胃炎・腸炎・おでき・扁桃腺炎・結膜炎・強壮 イワシ=心臓病・喘息 シジミ・アサリ=肝臓 ●野菜・果物が人の体にいいというのは昔からいわれていることである。
シソが蟹・魚・肉類の食中毒の予防にいいため添えられているとか、ナシはタンパク質の消化を助けるから肉・魚の料理に添えるとか、 ミカンは肉・魚を食べた時に生じる過剰な熱を下げるためと食あたりを防止するためとか、理由がある。
その他、その食材がなぜそれらに効くのかの理由や、その効果的な調理法はこの本を読むしかないが、こうして見ると、実際の食べ物を取ることが、サプリメントより良さそうだという気になる。
昔からこういう素材を食べていて、日本人は健康だったとも思える。



■<2006.2.4カーバッテリーに対する電気負荷>
■時々リアウィンド熱線を付けっぱなしにするのが、当然みたいにしている運転手がいる。
訊けば「追突が恐いから」だと。
てめえが後を注意しすぎて、前に追突する方が恐いわい。
またそういうことは知っているらしく、異常に車間を空けている方が迷惑だわい。
大体、町中で後は注意する必要はないと断言してもいいくらいだ。
道路交通法の第3章第4節追越し等に「(車間距離の保持)第26条  車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない」とある。
どんなに急ブレーキを踏もうが<必要のない急ブレーキはもちろん同法第24条で禁止されているが>、悪いのは追突する方なのだ。
後に注意する必要があるのは、ちんらた走る一本道、遅いくせに走っている高速道路の追越車線走行中である。
大体「3:7で後の方を多く見よ」という極端な話が本当に思えるくらい、後方確認は重要なのだ。
●その関連の話=本題。
「リアウィンド熱線」で思うのがカーバッテリーに対する電気負荷である。
そもそも、夜間走行、雨天走行、エアコン過使用、渋滞走行、短距離走行などがバッテリーを消耗させる。
電気負荷は、パーキングランプ0.8A、テールランプとバックライトは0.4A、ルームランプ0.8A、カーラジオは当然ながらわずか0.1Aなどで小電力であるが、ヘッドライトのロー6A、ハイ8A、フォグランプ9A、ストップランプ5A前後、リアウィンド熱線8A、カークーラー10Aなどでこれらは大電力を使用する。
小生は、リアウィンドの熱線は決して使わず、また、AT車なので赤信号の時はサイドブレーキ・ドライブモードで待機している。
つまりストップランプはあまり使わないなどを心がけている。
まぁそうはいってもエアコンは好きなので多用しているが。
<一番、大きいじゃん!?> ●そういうわけで、導入部の方が長い「カーバッテリーは大切に」という話でした。
●まぁ一句「白い朝 北辺の窓が雪景色」



■<2006.2.3納豆2題。>
■最近納豆を食べている。
食事に納豆ではなく、食事が納豆なのだ。
ところで納豆関連の話を3つほど。
1●昔は豆腐が納豆で、納豆が豆腐だったらしい。
文字からすると明らかにそうだ。
将来、日本文化として、いつかこれを逆転させることを大豆業界は考えた方がいいのではないか。
もちろんその前に、これが逆転した理由を歴史の中で調べねばならないが。
2●その豆腐の「腐」だが、知らない人のために、腐敗と発酵の違いをひとくさり。
これらは同じ酸化現象なのだが、人間に有用なものを発酵といい、そうでないものを腐敗と呼んでいるだけだ。
実に、人間が勝手だということが分かる。
これって、ハーブの定義すなわち人間に有用な植物=ハーブというのと同じだったり、新しい道を敷設して、「獣が道を横断してねぇ」なんて言ってるが、「冗談いうな!後からきたてめえらが最も効率的な歴史と伝統のある俺たちの道を横断、遮断してんじゃぁねえか」という狸と兎の会話(この2類の動物の会話が通じるという前提だが)が聞こえるような気がする。



■<2006.1.20「駱駝が針の穴を通るよりむつかしい?」>
■2005年のことだが、テレビを見ていたら、日本で暮らす外国人の小弁論大会があって、興味深い内容が多かった。
「最近の若者は‥‥」という、日本の経済成長を端的に語った人物の主張は分かりやすく、同意できた。
最後の方で、ある女性が翻訳のことで、「聖書に<駱駝が針の穴を通るよりむつかしい>という翻訳表現があるけれど、この単語は駱駝の意味もあるが、これはロープのことです」と言った時、目ら鱗が落ちる思いがした。
困難な場面に遭遇した場合のことばだが、確かに糸を通すのでなく、ロープを通すのはむつかしいということは、理解できる状況の文脈である。
「駱駝が‥‥」、というのはロマン的な表現だが意味が今ひとつ不明であった。
西洋ではそういう慣用句もあるのかぐらいに感じていたからである。
また、以前、ある映画を見ていた時に、字幕スーパーで「魔女が‥」と突然出てきた。
ある事件の弁護というような筋のものだったが、「魔女って何のこと?」と思って考えていたら、これは魔女witchと、見張りwatchの字幕翻訳者の聞き違いということがすぐに分かった。
こういう類のことはたくさんあって、一冊の本にもなっていると思うが、それにしても、この「駱駝」のことは、最近になく面白かったのである。



■<2006.1.19多忙につき小品抄「mixiの恋」。>
■mixiに加わったある男がいました。
もちろん、本名は伏せたまま。
かつての恋人との出来事を、ほんわずかずつ語り始めました。
4回目の時、ある女性がこの日記を見つけ、目を通し始め、7回目に自分のことを書き入れました。
「ん?少し似ている」11回目に、二人しかしらない事件が書かれました。
そして13回目に、お互いがかつての恋人だったということが分かったのでした。
ちゃんちゃん。
<誰か、脚本にせい!>



■<2006.1.15おすすめホームページの紹介「おいおいニッポン」>
■「おいおいニッポン」<http://oudoiro.hp.infoseek.co.jp/nippon/nippon_top.htm>「オープンカーで名所を見ながら日本一周」というテーマで、2シーターの愛車ロードスターで日本中を回った山口県在住のBARA氏のページ。
2003年6月23日、郷里山口県萩市を出発、九州、沖縄、四国を経て、7/16一度萩に戻り、再度7/30出立。
山陰から北陸、東北の日本海側、下北大間から北海道へ渡り、稚内、道東含めて全域を回り、再び下北に上陸、東北の太平洋側、福島県尾瀬から関東、東海道、信州、紀伊半島、近畿、山陽と走り、11/2萩に帰着。
総日数120日、28345km、立ち寄った道の駅は全部で269ヶ所、ガソリン代273432円、総費用737079円。
もし、日本一周をしたい人がいたら、企画、携行品、準備なども含め、たくさんの楽しいレポート、デジカメフォトの他、毎日の支出、走行距離を記録している楽しいそのホームページを見てやって下さいませ。



■<2006.1.17おすすめホームページの紹介「お星様とコンピュータ」>
■天体のデータがいっぱいある個人のホームページ。
ここにアクセスすると、リアルタイムの東西南北の方向の空、星座、惑星の位置などが、日本各地それぞれの場所で表示される。
他に、ギャラリーとしてしし座流星群、皆既日食の現地レポート、火星の大接近などの星の話もある。
■そして、天体現象で起こる日食、月食、惑星食、人工衛星運行などの日時が分かる。
特に、日食のデータが興味深い。
2045年までのデータが紹介されている。
最も近い皆既日食的なのは、2009年7月22日11:13。
鹿児島では97%。
奄美大島では完璧。
また東京では2012年5月21日の朝7:30に97%。
きっと首都・東京は騒ぐであろう。
後は、2020年6月21日、2030年6月1日、2035年9月2日、2041年10月25日、2042年4月20日くらいにしか大きい日食は起こらない。
つまり日本にいるだけではあまり機会がないというわけだ。
もっともその頃は人間は宇宙からこれらを見ている時代かもしれん。
検索しても出てくるが一応アドレスは<http://www2d.biglobe.ne.jp/~hasegawa/hoshi/>。



■<2006.1.16撮影・カメラについてちょっと>
●風景写真でカメラマンが多用する偏光フィルターは、広角レンズを使用する場合、絞りが小さいほどケラレが生じる。
開放に近ければケラレないものである。
●寒い時期、温泉の浴場を撮影する際は、レンズが曇る。
これを避けるためには、事前にカメラを温めておくか、浴場のヘアードライヤーでレンズ正面を急激に温める。
もちろん熱し過ぎによる変形に注意。
●建物を正面から撮影する際は、ガラスに自身が写り込むのを避けるため、縦長の柱に自分を置いて隠すなどすること。
●特に一眼デジタルカメラでレンズを交換する際は、できるだけほこりっぽい場所を避け、ボディを下向きにして、すばやく交換すること。
●道路上で車を停めて走っている雰囲気の写真を撮る時は、路側に寄せるのではなく、後ろから来る車のことは迷惑を掛けてもいいから、とにかく走行している感じで車を走行位置において、撮ること。
もちろんそれなりに危険な場所ではこういうことは避けた方がいい。
また、自分の空の車を撮影する場合に注意することは、運転手が見えない角度を選ぶこと。



■<2006.1.14車に関するM提案。
「フロントガラスへの撥水剤のすすめ」>
■ワイパーの動きというものは不自然である。
一方に向かった後、停止し、逆方向に動く。
これを繰り返す。
実に、運動的にはムダであり、効率が良くない。
従って小生は、こういう納得できない動きに対しては、多大の電力を与えたくない。
それで登場するのが「撥水剤」である。
ガラスというものは意外にツルツルしていないため、ガラス表面に付着する雨は像を歪める。
そこで、撥水剤をガラス表面の細かい溝に擦り込むことによって、水滴が付いても撥水剤は景色を正しく見せる。
40km以下でもそれなりにOKで、高速道路をぶっ飛ばす時には、小糠雨の場合でもまったくワイパー作動は不要。
そこで雨の日にも、ワイパーは作動させないため、フロントガラスへの撥水剤を塗布することを皆さんにおすすめする。

■撥水剤メーカーの諸君に対して提案する。
全国のGSに協力してもらい、撥水剤の一塗りキャンペーンを行なってみたらどうだろう。
特に、雨の日に(この雨の降っている時こそがポイント)「ガラコ一塗りしてもよろしいでしょうか?」と。
1回の実体験は、100回の説得より有効であろうと思われる。



■<2006.1.13山形県国道13号線・村山バイパスのこと>
■山形県の国道13号線・村山バイパスを時々走る。
山形県が道路行政に優れていて、これだけ立派な道路を造っても、村山バイパスでは、ほとんどの場合、低速用車線と、高速用のセンター寄り車線を全く同じ速度の車が走行し、進路を塞いで走行している。
全く後方に注意を払わない、特に高速用車線の運転手には、もとより期待はしないが、気をきかして低速用車線の車が少し前に出るか、後ろに下がるかして、後方の速い車を先行させればいいものを、そんな配慮が一切ない。
ここではとにかく前に出ることを諦めて、ひたすら後ろをついて行く道なのだと自分に言いきかせている。
道路は3年でできるが、この走行方法、マナーなどを県民に浸透させるには30年はかかりそうだと思ってあきらめて走っているのである。
山形県村山地方の自動車学校!免許教育を何とかせい!
■付録:落石注意の標識について。
落石注意の標識は、「落ちてくる石」に注意ではなく、「落ちている石」に注意のことです。
崖の斜面などを見ながら走ることが良いのではなく、またできるだけ速度をあげて走り抜けるべきなのでもありません。
重要なのは、しっかりと道路の上を見て走りなさいということです。



■<2006.1.12M提案。
「モンタージュソフト」をだれか創ってくれ!>
■刑事ドラマ(←死語?)でモンタージュ作成、似顔描きの場面がある。
福笑いも一種のモンタージュだろう。
アニメに出てくる美少年・美少女はバーチャルなものだが、現実に美的な人間がいるのは確かだ。
テレビを見ていて、美形の俳優の顔に整い方に共通点があろうとは想像できる。
これを研究している人もいる。
人は好みがそれぞれ違うのも面白いことである。
それで、理想的な容貌は現実には存在しないということではあるが、ある時初めて登場した俳優を見て、あるいは偶然電車の中で見かけた時、こんな美しい人が実際にいるのかという体験もないではない。
そうすると、現存しない人物と、まだ見ていない(生まれていない、あるいはかつて存在していたことがある)ことには差がないといえるかも知れない。
ということで、理想の顔かたちを作成できるモンタージュソフトを作ってもらいたい(もう既にあるかもしれないが)。
コラージュレベルのものでなく、ちょっとハイレベルのやつを考えて。
玩具会社でなくてもいいが、誰かこの種のソフトを創ってくれ。
小生、購入するかも。



■<2006.1.11和歌山ラーメンから、ある3つのドライブ記録>
■2006年1月11日、元旦からダウンしていたインターネットとメールが11日振りに回復。
来て欲しいメールはなく、そうでないものの多くで満たされた受信メールは総数222本。
本日の昼食は、近くの和歌山(風)ラーメン。
看板は和歌山ラーメン、中にあったメニューには和歌山(風)ラーメンって。
「風」って何じゃろ?味はまぁまぁ。
かつて2002年のGWで和歌山に行った時、現地で食べておくべきであった。
不覚。
その時の和歌山行きの様子は以下のようだったのだが。

■「2002年4月25日青森市に行き、当日は青森市内泊。
26日八甲田越えで夕刻仙台に戻る。
青森往復の走行距離は806km。

■引き続き、その夜、コールマンの新しい寝袋を購入して、21:36東北道泉IC出発-北陸道で27日深夜2:55有磯海給油-3:40金沢東IC降、早暁の金沢城址散策-県庁前-香林坊^竪町片町と回り、4:32金沢西IC-6時から賤ヶ岳SAで50分仮眠-京都東IC降、嵐山渡月橋を歩く(9:05-9:50滞在)-大阪までR1を走る-守口から阪神高速で海遊館へ(12:11-14:44)。
昼食にはお好み焼きを食う。
阪神高速海岸線、関空を見学後、和歌山港(給油)。
仙台から1002km-R42を走り、21時に道の駅志原海岸泊。
28日7時起-潮岬灯台・本州最南端の碑-紀伊大島-樫野崎灯台-トルコ館。
再びR42に戻り那智の滝-熊野那智大社-勝浦温泉共同浴場はまゆ入浴-17時新宮の大型スーパー-道の駅七里御浜。
冷凍物の蟹を食う。
ここで泊(19:30〜起床翌0:20)。
29日深夜0:40出発-R42-松阪-R23-津-四日市-安城(5:00給油)-R1-浜松-道の駅宇津ノ谷で少し仮眠(8-9:30)。
R1に所々ある有料区間を全て避け走行。
富士山を見ながら静岡-11:30箱根峠で芦ノ湖を見下ろしながらうどんで昼食-渋滞につき箱根新道-小田原-鎌倉へ。
湘南海岸も渋滞-「俺たちの朝」の舞台である極楽寺界隈再散策して15時出立-R1経由で東京駅18:00-R4-草加市(給油)-宇都宮-那須町で夕食後、路側パーキングで22時から翌30日早朝4時まで眠る-R4-道の駅安達5:40-仙台7:40。
和歌山から仙台まで高速・有料道路無使用。
和歌山行きの全走行距離2245km。

■その翌々日の5月1日、仙台11:00出-秋田道-18時秋田出発-R7-23時新潟-R402-深夜1時、出雲崎道の駅天領の里泊-2日7:40起、付近を散策、8:40出発-R352-R8-上越ICから北陸道敦賀IC-R27-舞鶴-天の橋立-舞鶴道六人部PA泊20:30。
3日6:30起-9:30倉敷IC-美観地区・大原美術館見学-R2-尾道千光寺公園・文学の道-R2-山陽道本郷IC-広島IC15時-ホテル石岡投宿。
4日6:10起・6:40出-平和公園-R2-宮島航路7:45便で厳島神社・戻9:30便-五日市IC-中国道三次IC11:45-R54-県道26で出雲市-出雲大社行きを思い直してUターン-R9-玉造温泉-松江-16:15米子-渋滞につき内陸部県道を走る-道の駅ポート赤碕で最終販売の紅ズワイ蟹購入、漁港展望所で日本海を眺めながら食う-20:30鳥取砂丘parkingニセアカシアの花の下で眠る。
5日5:30起・5:50出-R9-湯村温泉-野花からR176-9:00天の橋立-R178-丹後半島伊根の舟屋-経ヶ岬灯台出11:05-R482-県道53-12:20宮津着、昼食、13:10出-R27-小浜市内の渋滞をR162三方湖経由で迂回-R27-舞鶴14:05-敦賀IC17:53-栄PAで仮眠-新潟空港IC3:10-R7道の駅神林泊。
6日神林7:50出-村上-晴天の笹川流れ-加茂水族館見学-湯の浜温泉11:20-R7-14時秋田着・出15時-R13-西仙北町ユメリア見学-R13-東根-R48-仙台21時着。
この広島方面行きの走行距離3249km。
25日以降の3行動・6300km走行」まぁ、おわかりのようにこれは自慢話である。



■<2005.12.30M提案。
「温泉旅館・ホテルで麻雀宿泊パック」>
■北海道旭川の旭山動物園が入場者数で上野動物園を抜いて全国1位になったという。
旭川市は人口35万人くらいで、周辺市町村を入れてもそれなりの人口しかない北の街なれば、あっぱれ。
リピートとオリジナリティの勝利といわれている。
小さな施設でも、可能性はあるってことだ。
そこで、話題はガラリと変わり、温泉旅館である。
いろいろな要求に応えることができれば、それらの需要を満たし、かつ話題性で人気が出るかも。
そこで、旅館主に提案したい。
「温泉旅館・ホテルで麻雀宿泊パック」を設けてもらいたい。
4人だと休む時間がなく疲れるので、我々は5人で行く。
料理はいらない。
布団もほとんど使わない。
他の人に迷惑にならない場所(専用室のある宿を小生もいくらかは知っている)と、お握りがあればいい。
(まぁサンドイッチがあってもいいがそれは些細なこと。
夕食・朝食の変わりに缶ビールを冷蔵庫に入るだけ詰めて、それは飲みきりオーケーというなどのプランは考えた方がいいぞ。
おいらは発泡酒でも構わない。
許されるなら飲食物は持ち込む)40分1ゲームの間、余分のひとりが交替で、入浴し、食事し、散歩し、仮眠する。
全く構わないで結構。
冬は部屋で、夏はテラスの木陰でやるかも知れない。
できれば電動卓がいいが、まぁ手動卓でもいい(許されれば我々は所有している電動卓を持参する)。
会社に戻ったらいろんな人に自慢する、ウェブでも宣伝する。
以上、検討してくれ。



■<2005.12.29M提案。
「里山・里浜」卓上トイセットをどこかの玩具会社は作ってくれ!>
■里山・里浜というのは、もしかしたらふるさと感であろうか。
そこで、癒しのアイテムのひとつになるであろう「里山・里浜」卓上トイセットをどこかの玩具会社で作って貰いたい。
オフィスや家庭で、かつての鉄道模型のような感じで、自分だけの里山・里浜を組み合わせてセットを組む。
里山は、山、樹木(柿木、広葉樹)、柵、茅葺き民家(縁側も欲しい)、畑(大根なんぞ)、畑の作業小屋、小川、牛など、里浜は、海、海岸の岩、防波堤、苫屋、背後の山に迫った2階建ての一般住宅、縁台、小庭、それぞれの形は精一杯妥協する。
大きさは同一縮尺の、とりあえず1種類。
こういう物を求めている世代がきっといると信じているが、どうだろう。



■<2005.12.16少子化問題について>
■今、少子化が問題になっている。
議論すべきことはいろいろあるが、小生はこう思う。
まず、基本的なことは、「少子化」は別に悪いことではないであろうということである。
日本の人口は7000万人くらいで丁度いいという人もいるが、その民族、国にとってふさわしいという人口数はない。
その人口に応じた歩み、動きをすればいいのである。
将来、生産者が少なくなって大変ということはありえない。
現代の発達した生産力を持ってすれば、十分すぎる量は生産できる。
むしろ商品が余ることの方が問題なのだ。
そう、少子化で問題なのは、生産力ではなく、「消費力が減少する」というところにこそ事の本質がある。
同じくらい食べるとすると、人口1億2000万人と、12億の国では、毎日10倍の物が消費される=売れるというのが、その国の力を決定している。
日本は、今、この国力が低下しつつあるということが問題なのである。
次に、少子化について、統計的な数字から判断できるのは、結婚をした女性が生涯産むこどもの数は、2.0を超えている。
未婚の女性が多くなることにより、平均すると、1.29などという数字になっているのだ。
ちなみに、「一人の女性が生涯産む」などということをいっているので、1.29などという、1を超えた数字を出生率としている愚かしさがありはしないか。
一夫一婦制の日本では、今の出生率を2で割るべきであろう。
つまり、男性は出産できないのであるから、1.29÷2=0.65を出生率として、危機感をもてばいいであろう。
最後に、簡単にいえば、少子化のとりあえずの対策は、出産費用、保育園・幼稚園などの養育費用、義務教育費、その後の高等教育費をすべて無料にすればいいと思うのである。
ちなみに、義務教育の「義務」は小中学生に勉強しなければならない義務があると思っている人がいるらしいが、彼らにあるのは、教育を受ける権利であって、国民に、つまり国家に教育を受けさせる義務があるのである。
ちゃん、ちゃん。



■<2005.12.15赤穂浪士の討ち入りのこと>
■ぜひこの日にいわねばなるまい。
といっても、今は正確には12月15日の午前零時台であるが、「赤穂浪士の討ち入り」について話題の夜である。
ウェブ上のあるページでは「実際には雪は降っていなかったのだが、芝居のイメージで降らせてしまった」というようなこともいわれている。
実際、12月中旬の江戸=東京に雪が降るか?ということであるが、元禄15年(1702)12月14日夜(討ち入りは 12月15日未明)は、確か新暦では、つまり現在の太陽暦でいえば、1月27日になるはずである。
当時の江戸の1月末であれば、雪が降ってもおかしくはなかろう。
雪の上の足跡を辿りとか、そういう事もあったろうなので、この雪の日の出来事にふさわしい赤穂浪士の討ち入りを、銀杏の葉が散ってしまった光のページェントの期間中である小雪降る仙台の街に偲ぶのであった。



■<2005.12.10仙台駅3Fみどりの窓口のことで>
■小さなことだが、仙台駅3Fにあるみどりの窓口は現在11の受付口がある。
奇数であるため、左右にそれぞれ5、6の受付口に分離されている。
これはこれでいいのだが、観察していると、新幹線などの改札口に近い、向かって左側の方に購入客が多く並ぶ傾向がある。
窓口の数は右側が多いため、処理速度は左が遅くなっている。
この窓口の数の違いを知らない善意の乗客に対しては客観的には不公正感が生じている。
こういう場合、左を6、右を5にすべきではないであろうか?(まぁ、これを承知で何か意図しているものがあれば、話は別だが)以上をJR東日本に提案した。
当局の返事を待っているのである。



■<2005.12.9新標識設置提案>
■新標識設置提案●現在、本州最北端下北半島の大間町には東京798km、仙台448km、盛岡264kmという交通標識がある。
これはこれでいいのですが、これとは別に、国土交通省は恐らく設置してくれないだろうから、自前で、しかもシャレのつもりで、「本州最南端佐多岬までと、本州4端の宮古市トド(漢字で魚篇に毛)ヶ崎、串本町潮岬、下関市毘沙ノ鼻まで、それに日本最北端の宗谷岬まで、それぞれ000km」という標識を設置してみると面白いと思う。
もちろん、佐多岬など各所にも設置してもらうことを相手にもお願いする。
これで、各雑誌、マスコミなどは事ある毎に、この標識を取り上げざるを得なくなる。
う〜、間違いないぞ。
以上、 大間町商工会内にある大間活性化委員会に対して提案したが、梨の礫。



■<2005.12.6M提案。
パソコン関連機器に関しての提案>
■パソコン関連機器に関して、USBの形状は長方形であるため、差込口の表裏が時々反対になる。
スゥーと差し込めないと、一旦反対にして差し込み、これも駄目だと再び、逆にして差し込むなどということを毎度やっている。
まったくロスである。
現在、独自の共通マークがあるが見えやすいとはいえない。
クリップドライブなども、微妙に表裏がある。
そこで小生は、丸印のミニシールの白と黄色ものを貼り付けている。
それを社内のすべての機器に統一して貼付している。
この表示方式は業界全体に影響することなので、一企業だけが実行しても駄目だろう。
つまり業界内で仕様を統一する作業が必要である。
できない場合でもある一社の製品の中で実現すればいい。
単独社で行えば同一製品を購入するユーザーが増えるというメリットもあるかも知れない。
なお、色シールの他に、差込口に手でさわると1本、2本の筋をつける方法もあるが、目で見えた方がいい気がする。





■<2005.12.6M提案。
モータリストホテル経営者に提案>
■モータリストホテル経営者に提案したい●カーホテルあるいはモータリストホテル(郊外型ファッションホテルでも構わないが)は、中には20時からという所もあるが、多くが22時かの泊まりを受け付けるシステムになっている。
最近の人々の動きを見ていると、「予定なし」、「突然宿泊」の動きも多いと思われる。
それで、今日は、これ以上、休憩の客は来ないだろう、いくつかの部屋はもう今日は利用されないだろうことが、経験上判明しているであろう。
では、その時に状況的に判断して、 18時、19時と1時間毎に、限られた数量の部屋で構わないから、いつもは22時からしか受け付けない宿泊を解禁するのである。
そういう風に宿泊を受け付けるようにすれば、そのルートを通過する車の利用は格段に増加すると思える。
利用者は、通常22時にしか投宿できないことにより、利用をしないことも多いものなのだ。



■<2005.11.30仙台の銀杏散る日>
■2005年は、地球温暖化のため、紅葉が2〜3週間遅く、仙台の街路樹のひとつ、銀杏も黄色の葉がいつまでも残っていた。
しかし、今日の風で、交差点をつむじ風とともに青空の下で、竜巻赤ちゃんのように落ち葉が舞っていた。
こういう風景を見ると、「北の国から」の最終章「遺言」の回で、中ちゃんが、医者から奥さんの癌の死期を聞かされ、拾ってきた家エリアに向かうシーンの、4WDが落ち葉の中を走る絵のような場面を思い出す。
つまり、それほど仙台市内は紅葉の落ち葉が散った日は自然っぽいという宣伝でした。
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