■福岡県

・屋号名


1.福岡京築

(1)
(2)
(3)

(1)





(2)訪問
訪問


(3)マッサージに関連して
○しゃべり

2.小屋Aと小屋B1・2の建築・運営

(1)小屋A
(2)小屋B1
(3)小屋B2
(4)定休日
(5)電話番号


(1)施術所

福岡県行橋市


(2)施術内容
施術時間


(3)営業日・時間
○月曜~土曜。9:00~18:00

(4)定休日
日曜日、旧盆、年末年始。祝日については曜日に関係なく営業しています。

(5)電話番号
電話:0930-37-2012
FAX:0930-23-5604

3.小屋暮らし

(1)マ
(2)往
(3)料
(1)マ
以下
(2)往
です。
(3)料 例:

4.畑仕事日誌

(1)京築で野菜作り
(2)畑仕事日誌
(3)販売=やまたい京築
(1)京築で野菜作り
京築地方での四季の移り変わりは次のようだった。 春 ○3月の農作業 [種蒔き]パセリ、人参、サラダ菜 [植え付け]馬鈴薯、葱 [追肥]柿、山椒、蕗、茗荷、アスパラガス、分葱、春菊、小松菜 [収穫]春菊、分葱、大根、葱、小松菜 ○4月の農作業 [種蒔き]レタス、パセリ、インゲン豆、枝豆 [鉢蒔き] ミニトマト、南瓜、ゴーヤ、アスパラガス、種生姜(乾燥防 止と保温のためビニールの覆いをかけた) [植え付け]葱、里芋、サラダ菜、トマト、獅子唐、セロリ、レタス、唐 辛子、南瓜、ピーマン、ミニトマト、プリンスメロン、西瓜、胡瓜 [収穫] 春菊、分葱、葱、三つ葉、韮、キャベツ、エンドウ [その他] 馬鈴薯を植えるのち馬鈴薯の1番大きく育った芽を残し、 剪定1本化、人参間引き ○この地方では春の馬鈴薯は2月末から4月始めまでがその期間 である。春は芽のある部分を選んで、いくつかに切ったものを使用 するため、1個の種芋をいくつかに切り分け、切り口に消毒のため に灰をまぶして植える。灰にまぶすのは湿気を呼んでよくないので 、切り口を乾燥させたあと植えるのがいいという人もいる。春は土の 温度が低いために切ったもので良いのだが、土の温度が高くなっ ている秋の時期の馬鈴薯の場合は1個丸のまま植えないと芽が出る 前に腐ってしまうからである。そこで春は種芋の数が少なくてもいい 。なお里芋と違い、馬鈴薯は浅く植えるものである。そして少しして 、芽がでた時に掘り直して、出た芽を上の方に向けるという作業を することもある。さらに手入れとしては、10センチメートルくらいにな ったら、芽かきといって勢いのいい2〜3本を残して他の芽の大部分 を根元から引き抜く。そして、土寄せといって根元に土をかき寄せ る。この土盛りが芋の育つ場所になる。これは1度にやると生長が 遅くなるので1週間に1度ずつ2〜3回行なう。何とも手がかかる奴で ある。 馬鈴薯の他、薩摩芋、玉葱なども黒ビニールを被せて栽培するといい。世間では、マルチ栽培といっているか。黒ビニールには穴あきのものもある。なお馬鈴薯は日陰で干した方がいいらしい。 ○5月の農作業 [種蒔き]玉蜀黍ピュアホワイト種、モロヘイヤ、オクラ [植え付け] ピーマン、茄子、パセリ枝豆、インゲン豆、ミニトマト [追肥]ヤーコン、生姜 [収穫] エンドウ、大蒜、空豆、韮、キャベツ、サラダ菜、玉葱 [その他]トマト脇芽摘み取り、人参・紫蘇・インゲン豆・モロヘイヤ・ 玉蜀黍間引き。西瓜と南瓜の行灯覆いを外して、それを定植した 胡瓜の苗の方に移した。これは風よけ、保温のためである。行灯式 の覆いは何度も転用できる既成のものがあるのか?それを作って みよう。 ○そして知り合いの竹林で筍を収穫する。食べるためのものは数 本でいい。同時に生長した竹を切り取る。竹は生長が速く、直径10 センチメートルほどになったものを1・5メートルの長さに切って生け 垣などに使う。本当は竹炭を作りたいのだが、その設備は難しいだ ろう。誰か邪馬台ネットの人に依頼しようと思う。本当は缶詰にする 装置が欲しいのだが、本格的に販売をするのでなければそうもいか ない。 ○柿の木は、春、葉がまだ生えない時期に剪定をする。剪定は1度 にやるのではなく、毎年1/3ずつ剪定して、3年一回りで剪定をするサイクルをつくるのが良いらしい。そ れから地元では「柿の木から落ちたら死ぬ」といっているが、特に柿の木について注意を喚起しているのは、柿の枝が裂けやすいため である。だから柿は大規模に果樹経営をする農家でなく、数本しか ない家でも高い場所での収穫を避けて平棚栽培をする。 ○平棚仕立てあるいは平棚栽培は、針金で平棚を張り、高さを1定 にし、枝の1本1本を結び、これにより樹全体のバランスと、1つひと つの果実に太陽の光が充分にあたるように枝を整えた栽培法。矮 化栽培になるが、果実の生育もよく成熟する。梯子に上ることなく摘 果や収穫ができ、作業性も良い。平棚へは1度に移行せず、樹勢 調節のために下枝を半分程度残し、翌年に平棚整枝を完成させる 。 ○一般に果樹は、石灰硫黄合剤で消毒する。散布し終わったあと 、強アルカリ性の液を洗い流し、水で薄めた酢を入れて中和させ、 容器に水で洗い流せば、腐食を防げる。 ○無農薬がいいというが、果樹はJA農薬散布の指針の薄めの1/3 ぐらいの農薬を散布する。ふれあい市場に出すため、農薬の散布 月日・種類・希釈倍数、肥料についてはその種類と施肥量などを栽 培管理履歴表に記録しておく。 ○トマトは植物成長調整剤トマトトーンを使う。トマトやナスの連作 障害を防ぐため、接ぎ木の苗がある。野菜には、防鳥ネットを張る のは有効。鳥は眼がいいのでこれを張っていると近づかないのであ る。 ○エンドウがたくさんできる。生のまま、パックに入れて冷凍すると新鮮に保てる。 他に検討中の野菜は、きゅうり、トマト、大蒜、茄子、菠薐草、葱、牛蒡、シソ、大根、蕪、苺、西瓜、薩摩芋、唐辛子、ピーマン、落花生、花豆、アロエ、白菜、山椒、オクラ 夏 ○6月の農作業 [種蒔き]胡瓜、人参 [収穫] キャベツ、胡瓜、玉葱、サラダ菜、茄子、馬鈴薯、胡瓜、獅子唐、ピーマン、インゲン豆、韮、人参、セロリ、レタス、春菊 [その他]葱坊主種取り、玉蜀黍・オクラ間引き移植、春菊の種収穫、モロヘイヤ間引き ○梅干しを作る。例年、梅のある家に連絡をもらって採取に行き、持ち帰った梅を天日で干す。塩で揉んだ紫蘇を入れる。出来上がった後でもいいが、生姜も好きなので瓶の中に漬け込む。ただ、その時注意しなければならないのは、生姜を塩で揉んでから入れること。そうしなければ黴が生える場合がある。 ○畑で収穫したトマトは、本当に美味しい。ちなみに、トマトは、房付きで収穫することにより、鮮度を1定程度長めに保つ事ができる。 トマトは収穫後に場所的な余裕があれば翌年まで残しておくと、再び結実する。その際、その年に苗から栽培するより大きな枝になり、多量のトマトが収穫できる。これはブロッコリーも同様である。 ○ブルーベリーが成り始める。熟れたブルーベリーは毎朝収穫し た。 これでいつでも食べる事ができる。冷凍庫で保存すれば、長い間食べる事が可能だ。 ○野菜も果物も、もぎとった後、急激に味が落ちるものだ。特に、玉蜀黍は収穫してすぐに茹でて食べる方がいい。ただ、宮城県村田町で購入した生でも食える、白い玉蜀黍ピュアホワイトを主に栽培した。この糖度18度という甘いピュアホワイト種はこの地方に数年をかけて広がりをみせている。 ○7月の農作業 [追肥] ヤーコン、オクラ、茄子、ピーマン、モロヘイヤ、ミョウガ、スイカ、メロン、トマト、青葱、生姜、サトイモ、オクラ [収穫]獅子唐、胡瓜、ピーマン、レタス、セロリ、人参、大角豆、ゴーヤ、茄子、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、インゲン豆、インゲン豆、トマト、ゴーヤ [その他] 人参間引きニンジン間引き ○カンカン照りの日差しを見ながら、海水からニガリの入った塩を造る。以前、蓑島と沓尾の間の浜では入浜式で潮造りがされていた。販売目的ではなく、自家消費だけであるため、細々と、枝条架式、つまり流下式の採塩をやっている。これは愛知県美浜町の「食と健康の館」で行なわれているものを小規模にしたもの。 ○そして時々、山に自然に生えている苺を取りに行く。 ○販売しているドライフルーツ野菜はずいぶん高価格だが、これ、もっと安くできないものかな? ○8月の農作業 [種蒔き] ブロッコリー、大根、白菜 [追肥]茄子、青葱、ブロッコリ、人参、韮、ヤーコン [収穫] トマト、人参、胡瓜、モロヘイヤ、茗荷、玉蜀黍、ゴーヤ、茗 荷、パプリカ、獅子唐、枝豆、小玉西瓜、大玉西瓜、南瓜、インゲン豆、オクラ、ささげ、赤色ミニトマト、黄色ミニトマト、赤色ナス、ピーマン、赤ピーマン、紫蘇、モロヘイヤ [その他] 赤色ミニトマト・大角豆・ゴーヤ・トウモロコシ種採取。それにしても完熟したゴーヤの中は異常な赤い色になる。 ○8中旬/ホワイトピュアを少しずつ収穫する。歪な出来の物は種を採る。 ○8中旬/花豆を収穫。 ○桃、梨、葡萄、枇杷、グミが成る。    秋 ○時々、山にアケビ採りに行く。 ○南蛮柿ともいわれる無花果の実が毎日なり始める。イチジクは、痔疾に効く。胃腸にいい。イチジクの白い汁は、肌の弱い人にはダメだけど、疣、水虫にいい。一旦熟し始めると、次々に成っていくし、痛みが速い。そのために無花果の木は、生食用には本当に1本で十分である。この地方では無花果はそのまま食べることが多い。せいぜいジャム に加工するくらいだ。 そこで色づいた実が開かない前、摘み取って、水洗いしたあと、ヘタを取り、短時間熱湯で茹でアク抜きする。それから水分を拭き取って、砂糖がよく沁み込むように竹串で穴をあける。最初重量比25%の砂糖を用意して4つに分けておく。最初は、砂糖の1/4を入れて煮る。火を止めて冷ます。1/4の砂糖を振りかけて1晩置く。2日目に煮たあと、再び1/4の砂糖を振りかけて1晩置く。3日目に最後の1/4を入れて煮る。砂糖には水飴や白ワインと、極く少量の酢(蜜柑の汁も可)、蜂蜜、生姜のどれかを選択して加えてもいいらしい。無花果が大量にある場合は、いろいろな料理法でやればその違いがわかるかも。砂糖の量によるが、無花果の甘露煮はこのようにすると、相当の間保存がきく。 それから、さらに乾燥無花果に挑戦する。無花果を半分に割り、天日で1週間干す。熱湯か焼酎で消毒して、最後に超弱火で焼く。これでうまくいくか? なお、新しく開発する菓子であるいちじく大福のためには、特に甘い品種が必要だろう。 ○小雨が降った日は翌日、大雨の場合は翌々日を待ち、馬鈴薯、大根、玉葱、菠薐草の種、苺の苗、分葱を植える。 ○ついでに金柑に加えて、デコポンと温州蜜柑の苗木も植える。同時に虫害の予防もしておく。 ○白菜は、種の蒔きのタイミングが重要。時を誤ったら、きれいに巻かない。 ○ニンニクは、植える前に1日水に浸し、そのあと冷蔵庫に1晩おいてから植えるといいいらしい。 ○1本の蔓からだろうか、驚くべき量の隼人瓜が成っている。これは炒め物、味噌和え、味噌汁の具、さらに奈良漬けにする。 ○紫蘇の穂をしごいて種を落とす。そして土をかき混ぜておく。こうしておけば、翌年の春先、芽が出てくる。 ○柿を収穫した。早めに食べる分は渋抜きをする。干し柿作りよりもまったく手間がかからないためである。35度の焼酎をお椀に入れて、蔕部分を浸す。そして新聞紙を敷いた段ボールに並べる。綺 麗に並べた方が良い。封をする前に全体に焼酎を振りかける。10 日ほどで食べられるようになる。アルコールは焼酎でなくブランデ ーでもいい。 それから保存期間が長くなるため、残りの半分を干し柿にした。皮 を剥く際に、やはり菌というものが付着するのであろうか。以前は、 そのまま軒先に吊るしていたが、ある年、福島県伊達地方のあんぽ 柿をみならって、皮を剥いた後、こちらも35度の焼酎を霧吹きして 殺菌をした。これをアルコール度数96度のスピリタスでやったら、ど うだろう。それらを軒先に吊るして干した。殺菌作業をすると黴が発 生せず、売り物にもなりそうな美しい皮の干し柿ができるようになっ た。蠅の付着には最大の注意を払った。雨模様の日は扇風機を回 して風を当てた。 市内、特に郊外の田舎家に柿を採取できない1人暮らしの老人が 多く、柿の地図を作成している。柿もぎ隊の活動を行ない、変わり に干し柿を作る。このように加工して、何割かを老人に返して、残り をふれあい市場に持ちこむ。 ○10中旬、種蒔きをした青葱と玉葱の畝に籾殻を施した。これは乾燥防止のためである。 ○道場寺山に椎の実を拾いに行く。子どもの頃は、20mほどの 高木にも登っていって、鋸で大枝を切り落とすなどもしていたが、い まはもうそんなことはしない。地面に落ちている椎の実を拾い集める 。椎は慣れていれば白い実を生でも食べる事を好むが、火で煎る と実が透明になり、そうすれば誰でも美味しく食べられる。保存して おけるが、一部は、芽を育てる。植木市で苗木として公孫樹ととも に販売して、余った苗はどこかの山に植えよう。 ○蜜柑、金柑、キュウイ、檸檬が成り始める。 ○それから、薪割りをする。炊事用 には灯油の円形ストーブがとて も便利で使い勝手がいいので、薪の量は少しでいい。ただ少しだ け、冬の1時期、いわば薪を燃やす行事というべきもののために薪 ストーブの薪も用意しておきたいのだ。 木が燃え、炎がともるのを凝視めていたい夜もある。 加えて山に小枝を拾いに行く。薪は小屋の裏に雨のかからないよう にして、軒先を少し延ばした壁際に積んでおく。小枝と松葉は縄で 大雑把に結んで作業小屋に入れておく。 海岸に流れ着く流木は塩分を含んでいるので、薪ストーブが傷むと いうわけで、浜から引き上げて適当な大きさにして1年雨ざらしにし 、その後1年乾燥させている木もある。ただ、この流木は、ほとんど 夏の夜、海辺のバーベキューの際に使用している。 ○鉄と炭の固まりを海に入れることで鉄イオンの供給と、海の浄化 が行なわれることの真似事を始めた。これは山口県で行なわれて いることである。鉄はカイロを利用しているということだが、鉄工所で 鉄屑を貰い受け、丈夫な布袋に3kgの鉄に、1kgの炭を1緒に加え て入れて沈めた。炭は別の袋に入れてもいいのだが、こちらの方が 個数の管理をしやすい。小さな湾口部にこれを置いて、その効果を みている。以下は、最近の記事。 カイロ再利用の「鉄炭団子」で藻場再生!2010年1月8日(読売新 聞)  山口県立水産高校(長門市)の水産科学部の生徒らが、使用済 みの使い捨てカイロの中身を再利用した「 鉄炭団子」を作り、磯焼 け被害に遭った藻場の再生に効果を上げている。  水産科学部は2006年度から海洋生物の生育や産卵の場として、 海藻類を群生させる取り組みを行っている。特に石灰藻が岩の表 面を覆い、岩礁から海藻がなくなる磯焼け対策の研究に力を入れ ている。  磯焼けは全国で深刻化しており、地球温暖化に伴う海水温の上 昇や、アイゴ、ウニなどによる食害、河川から供給される鉄イオンの 減少などが原因として考えられている。  生徒らは、同部顧問の安部豊教諭から同県宇部市の農業、杉本 幹生さん(当時61)が、水質汚濁を改善するために約30年かけて考案し たという鉄炭団子を河川にまいて植物プランクトンの生育を促して いる活動を知った。これを応用できないかと考えた。  杉本さんに相談したところ、使用済みの使い捨てカイロの中身と、 おかゆ、少量のクエン酸を混ぜ、直径約5センチの鉄炭団子を作る よう指導を受けた。カイロは鉄と炭が主な原料で、おかゆは団子状 にするためのつなぎとして、クエン酸は海藻の栄養の吸収性を高め るために混ぜている。  同校前の岸壁で16年11月に30kg分の団子を投入したところ、09 年5月には投入していないところと比べて豊かな藻場が形成された という。また海藻のアオサを使った実験では、成長の速度が2倍に なった。海水が電解液となって団子から鉄イオンが溶出され、アオ サの成長を促したとみられる。  2年生の伊藤祐希さん(17)と森本由香里さん(17)は「藻場再生 プロジェクトを全国に広め、魚介類の豊富な海になるよう取り組んで いきたい」と張り切っており、安部教諭も「地元の小中学生らにも団 子を作ってもらい、地域に貢献する喜びを感じてもらいたい」と話し ている。 ○行橋市では、生活排水に微生物を同時に流すことによって、河 川の浄化をしている。 冬 京築地方では、冬はそれほど寒くない。 ○白菜の漬け物を作る。白菜は、2日干す。これくらいだと甘みが 増す。干しすぎるとかえって白菜が傷む。白菜に漬物用の適量の 粗塩をふりかけて、揉む。1時間ぐらいおいて水気を出す。昆布、 鷹の爪、それにユズの皮を振る。重しをして、2日ほどで食べごろと なる。ふれあい市場にも時々出す。 ○毎年、大寒を迎える頃、餅を搗く。九州の最も寒い2月の寒の入 りを待って干すことで黴が生じない。餅は食生活の多様性のためで ある。搗き立ての餅を、柔らかいまま冷凍すると、解凍した時には 柔らかいが、固くなった餅は解凍しても固い。つまり、餅も冷凍した 時の状態がそのまま戻って来るというわけだ。 この地方では、東日本の切り餅と違い、餅を丸くする。 餅の1部で、かきもちとアラレを作る。これは「掻き餅」と「霰」のこと だろう。それぞれに砂糖を混ぜる。かきもちは、黒豆、白胡麻、青 海苔、昆布をそれぞれ混ぜる。蒸籠盆に搗いたままのものを固める 。アラレは、赤、緑色は、色粉を使うが、黄色はクチナシの実を潰し たものを混ぜる。 ○2月の厳寒期、北風はそれほど寒くは吹かなかった。潮が引く昼 間、タオルで頬かむりして、長靴を履き、鍬を持って海辺に出た。 海辺の干潟は遮るものなく、吹いてくる潮風はさすがに肌を刺した 。鍬を持っていたのは、馬蛤貝(=マテガイ、馬刀貝・虫扁に聖ある いは魚扁に伏)を獲るためだった。夏は海水浴場になる起伏のある 干潟を適当に鍬で砂を掘ると直径8ミリメートルほどの菱形形の穴 がある。その穴に割り箸の先に付けた塩を入れ、10秒前後待つと、 鮴貝が飛び出して来る。塩を入れるのはマテ貝の殻だったり、割箸 だったりするが、マヨネーズの空きチューブに塩を入れたのがすこ ぶる便利。掴むタイミングは、出て来る勢いに乗じて引き抜くこと。 慣れてないと、馬蛤貝と引き合いになり、足がちぎれてしまうのであ る。 この馬蛤貝漁のもうひとつの方法は、潮が満ちて来ると頭を出して くるので、それを狙うと一網打尽にできるという。 この馬蛤貝はそのまま焼くか、茹でて分葱を加え、酢味噌であえて 食べるのがいい。そのほか、塩、胡椒におろし大蒜、白ワインを加 えてのバター炒め、醤油で煮るか、天ぷらにすることもある。もっと 珍味の加工ができればいいのだが。 潮の満ち引きは日に2度ある。太陽の引力が加わる大潮の日はか なり遠くまで干潟ができる。海底は起伏があるため、沖の方へ連続 して干潟が続く。蓑島は遠浅で知られている。夏、海水浴の格好を している場合はいいが、そうでない時期は、潮干狩りをしていて夢 中になるとそこまで歩いてきたものの、服が濡れるほどの深さになっ て引き返せなくなることがある。 ○海苔をもらう。これで佃煮を作る。
(2)畑仕事日誌
2021.5.19(水) 豌豆干す、石仏で台作り、葡萄棚作り、三角地帯をトマト植え用意。午後、原野畑で耕運機・畝作り、トマト植え替え、いろいろ播種。
2021.5.20(木) 大雨、モロヘイヤ植え付け。高尾で紅東10本購入→原野畑に植え付け。畑で馬鈴薯掘り。ポテトチップスに。
2021.5.21(金) 手島で蕗。午後、原野畑でモロッコインゲン整理。蚕豆収穫。蕗剥く。夕方、石仏でモロッコインゲン整理。
2021.5.22(土) 午後、豌豆種干し。下台に蕗の様子見=江原。畑の蚕豆種取り。
2021.5.23(日) 木原にトマト苗3本、石仏で若竹切り、隣の畑の境に防草シート張り。豌豆種干し。柿の木下整地。長野からスイートミニトマト苗=石仏三角地帯に植栽。土谷から紫玉葱。原野でソラマメ整理・ピーマン植え替え。葱種取り。ごみ焼き。西・原野に紫玉葱、西から八女新茶もらう。午後、萎れトマト植え替え。
(3)販売=道場寺半無人産直所
※1この他、別説明のホームページもご覧下さい。
訪問リハビリマッサージ104・とよ ※2更新履歴

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