第34回秋田県多喜二祭


第34回秋田県多喜二祭(1999年2月20日)

記念講演は山田和夫氏

プロレタリア作家・小林多喜二の 没後66年を記念して、20日午 後、秋田市文化会館小ホールで、第 34回秋田県多喜二祭「映画と講 演の集い」が開かれました。
 集いには約260人が参加。秋 田合唱団の演奏、映画「戦艦ポチョ ムキン」の上映、映画評論家・山田 和夫氏の記念講演「小林多喜二と映 画」などがおこなわれ、小林多喜二 の青春と生涯をしのびました。
秋田県多喜二祭実行委員会代表・佐 藤好徳氏が「新しい時代をめざした 小林多喜二の遺志は、21世紀を 前に、ますます、たくさんの人々の 心をとらえている」と開会挨拶。 日本共産党の伊藤昭二党県政対策委 員長(県議候補)が、働く者の幸せを 願った多喜二の生涯について語り 「今こそ、国民が主人公の政治への 転換が求められている」と挨拶 しました。
映画評論家の山田和夫氏は「多喜二 は単なる映画ファンでなく、人生に 役立つもの、社会の進歩と発展に役 立つものをしっかりと見ていた」と 多喜二の映画評論や日記を紹介。多 喜二は「映画が芸術の王座に座る日 がくるだろうと書き残ししているが、 命をかけて文学をやった多喜二の映 画への讃歌である」と多喜二の生涯 と業績をたたえました。
参加者からは、「すばらしい多喜二 祭が、秋田に根づいている」「映画 の中で、軍隊が市民を虐殺する場面 では、思わず撃つなと叫んだ」「講 師の話で、多喜二の生涯に新しい魅 力を感じた」などの感想が寄せられ ました。
多喜二祭を記念して社会の進歩と発 展に尽くされた人々に贈られている 「秋田県多喜二祭賞」が、秋田県民 医連副会長、医師・松田幸夫氏(86 )と、秋田県歴史教育者協議会会 長・田牧久穂氏(65)に贈られまし た。


inserted by FC2 system inserted by FC2 system